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5月28日(火) 旧暦4月20日
山梔子の花。 こうして見ると花弁の厚さと硬さを感じる。 出勤途上の畑の一角に咲いている。 雨を感じさせる花である。 くちなしの開く軋みに雨意こもり 能村登四郎 昨日はこのブログで、秋尾敏著『河東碧梧桐の百句』を紹介したのだが、大切なことを忘れてしまった。 一緒に碧梧桐の書を紹介すること。 いま紹介します。 すこし前に俳人の左近葉子さんが、お葉書をくださった。 裏には、碧梧桐の書の軸の写真が印刷されてある。 写真に撮ったものを絵はがきにされたのだろう。 葉書の表の左近葉子さんのことばを紹介したい。(左近さんにはお許しをいただいてます) この軸は100年ほど前祖父が大阪で開業した頃に入手したと思われ、長く実家の押入れにありました。 2019年、私が句集を出し記念に母からもりましたが、傷みと変色があり修復してもらいました。 室町や緋桃咲きたる古き家 碧梧桐の筆に中島菜刀の画がついております。 判読には難しい字というよりも絵のような(?)碧梧桐の筆である。 いかがでしょうか。 はじめてご覧になる方もおられるのでは。。 わたしは、ほかにもネット上でいくつか碧梧桐の筆をみたが、 う~む、 あまり好きになれなかった。 そして、秋尾敏さんの解説のことばがあらためてうかんでくる。 「碧梧桐から見れば、俳句においても書においても、いわゆる〈巧い〉作品は、すべて〈月並〉だったに違いない。」 月並でないものを追究していった結果、こういう字となったのか。。。 やや複雑な心境。。 しかし、碧梧桐はその人生において外国もふくめてたくさんの旅をしているが、その旅費は書を売って工面したとも聞いている。 人気があったのだろう。。 テレビの「なんでも鑑定団」に出したら、いまおいくらくらいするのかしら。。。 (左近さん、ごめんなさいませ。) 「現代詩手帖」6月号の安里琉太さんの月評に、阪西敦子句集『金魚』がとりあげられている。「Life Easy」というタイトルだ。 安里琉太さんには申しわけないが、とても乱暴な抜粋になってしまうが、すこし紹介しておきたい。 (略)虚子の「花鳥諷詠」と「写生」の理念を念頭に置いた時、その書きぶりは自然を対象とし、また主観を抑制した非私的なものになりやすい。そういう虚子の理念に添った書きぶりを仮にホトトギスのクラシカルなものと考えるならば、本書はいくらかポップ(大衆的)であり、シティ(都会的)な素材を特別詠みこなしているように見える。《後の月東京の夜と朝の間に》《踏みつけしものにビールと書かれあり》《青山を麻布へ向ふ星祭》《東京に友人多し絵双六》《杉並の昼暗うして躑躅かな》(略) 本書の大衆的で都会的な側面はやはり京極杞陽を思う。その上で、一種ニヒリスティックな美を信仰した杞陽と本書に印象との相違は重要に思われる。 おおまかに抜粋してしまったが、本評のタイトルともなっている「Life Easy」については、是非この評を読んでもらってたどりついていただきたい。シティポップへの角舘健悟の考察から導き出された言葉のひとつであるとだけ言っておきます。 この阪西敦子さんの句集『金魚』たいへん好評で、すでに在庫がなくなりつつある。 そのことに今日気づいてすこし焦っております。 1時間ほどまえにスタッフの文己さんが、帰って行ったのであるが、 「yamaokaさん、大変です。外は嵐のようになってます!」とわざわざ戻って知らせてくれた。 「はやく帰られたほうがいいです」と。 ということで、これから買い物もしないでまっすぐ帰るつもり 外はどうなってだろう。。 こわいな。。。
by fragie777
| 2024-05-28 19:25
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