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4月14日(日) 虹始見(にじはじめてあらわれる) 旧暦3月6日
夏を感じさせるような一日となった。 今日の翡翠。 桜の花びらがうかぶ仙川に飛び込んでは、魚をとらえていた。 実は、この翡翠に会うまえにショッキングな出来事があった。 蛇が別の翡翠をとらえている場面に遭遇してしまった。 この写真ではよくわからないとおもうのだけど、蛇が翡翠を飲み込もうとしている。 そして、 一瞬の出来事だったのだが、 翡翠を川に落としたのだった。 すでに死んで無残な姿となった翡翠。 嘴の長さからいって、オスか。 桜の花びらとともに少しづつ流されていく翡翠。 仙川で翡翠の死を目撃したのははじめてである。 かなりショック。 わたしの見えないところで、生きものの生と死は日々繰り返されているのだろうが。。。 そのあとで先ほどの翡翠にあった。 「蛇がいるから、気をつけて…」とわたしは声をかけたのだけど、 翡翠は餌を獲ることに余念がなかった。 翡翠たちもこれから子育ての季節となる。 番のオスが死んでしまったのだろうか。 大きな蛇であった。 家にもどると「アオダモの花」が咲いていることに気づく。 ひとかたまりの雲のように咲くアオダモである。 そしてとても静かに咲く。 咲いていることを見過ごしてしまうことがあるくらい。 今年は気づけてよかった。。。 今日は、山西雅子著『花の一句』より。今日の日付のもの。 生も死もしろつめ草の首飾り 鳥居真里子 幼いころ白詰草の首飾りが好きだった。首にかけた冷たさと香りが今も蘇る。白詰草の名の由来は江戸時代にオランダから輸入された硝子製品の詰め物として使われていたことからという。「死」という語から柩に詰める花へ想像が行くのは飛躍しすぎなのかもしれないが、私はただ安らかに満ちる光と細い歌声をこの句から感じる。(『月の茗荷』)季語=しろつめ草(春)
by fragie777
| 2024-04-14 20:39
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