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4月11日(木) 旧暦3月3日
ご近所のクイーンズ伊勢丹の前の桜がどんどん散っている。 桜の樹影のうえに散る花びら。 影が織りなす美しい模様。 ちょっと見とれてしまった。 そして、 近くのパン屋さんの大きなガラスに顔よせている保育園児たち。 中には焼きたてのパンがずらり。 「チョコパンもあるねえ、ドーナッツも」って先生の声、 あまりにも可愛いのでみていると、どうやらパンを食べる真似をしているらしい。 「ぱくぱく」という声がする。 「どう?みんな食べ終わった?!」ってふたたび先生の声。 「うん!」 すごく可愛いけど、ちょっと酷(コク)?…… でも、園児たちはとても楽しそう。。。 お散歩から戻れば、きっとおいしいお昼が待っている。。 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、丸山陽子句集『鎚音』より。 母作る大きい草餅にぎり飯 丸山陽子 「ボクとほぼ同世代の作者だが、素朴な作風いいなあ」と坪内さん。「草餅」が季語。そういえば今年はまだ草餅を食べていなかった。桜餅はたべたけど。今朝のテレビで、「桜餅」は関西風の道明寺と関東の長命寺は、どっちが全国レベルでは優勢?っていうクイズがあった。わたしは長命寺をよく食べてきたので関東とおもったのだけど、答えは圧倒的に道明寺だった。そうだったのか。もともと京都が発祥らしい。 昨日だったろうか、加藤かな文さんにお電話をもらった。 「高橋睦郎さんの『花や鳥』について、「俳壇」で紹介をするのだけれど、第何句集にあたりますか」と。 わたしには分からないので高橋睦郎さんにうかがってみた。 「ええっと、第13だったかな、ああ、第12句集ですね」と高橋睦郎さん。 「まあ、12番目なんていいですね!」とわたし。 12なんていいじゃない、高橋睦郎さんはこれまでたくさんの句集を上梓されているので、あるいは違っていることもあるかもしれないけれど、12がいい、第12番目の句集に決定。 12という数字は、「完璧」という意味があるってどこかで聞いたことがある。 で、インターネットでしらべてみたところ、聖書における12弟子からはじまって、ギリシャ神話の神々も12、時間の12、干支の12、12縁起などなど、特に聖書においては、旧約、ヨハネの黙示録等、いろんな意味付けがなされている。 そんなことから今日はスタッフたちと数字の話になった。 「ねえ、どんな数字が好き? わたしは子どもの頃は3が好きだったのよね」と言ったところ、 「わたしは21と15」とあるスタッフ。(あえて名前はあかさず) 「わたしは、51と24」とあるスタッフ。 「わたしは27」とあるスタッフ。 で、「その心は?」と。(聞いて、やや呆れ、わらってしまったのだが…) 「21は巨人のピッチャーだった木佐貫の番号、そして、24はジュピロ磐田の福西の番号」とあるスタッフ。 「51はイチローの番号、24は巨人の高橋由延」とあるスタッフ。 「27はヤクルトの古田」とあるスタッフ。 いったいみんなどれだけ野球好き。 ふらんす堂スタッフの意識の在り処がわかるっていうもの。 なんというか、罪がないというか、 それもみなすでに現役ではない過去の選手ばかり。 「じゃ、それでいうとわたしが3が好きっていうのは、長嶋?ってこと」 「アハハハ、そうですよ。歳がわかりますねえ」と大笑い。 ひと仕事おえたあとの長閑なふらんす堂のおしゃべりタイムだった。 「岡本眸全句集」のノンブルの読み合わせがとうとう終わった。 いよいよ校了である。 刊行は5月の連休明けとなりそうである。 明日は新刊紹介をします。
by fragie777
| 2024-04-11 19:02
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