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2月17日(土) 旧暦1月8日
春寒の国立・谷保をあるく。 ここには緑色に咲く梅がある。 城山公園の一角にある。 うす緑色のかたまり、 これがそう。 正式名は緑萼梅(りょくがくばい)というらしい。 わたしたちはこの梅に会えるの楽しみにしている。 萼が薄緑いろ。 ひと枝折れていたたのをこんな風にかかげてみせてくれた。 「去年は見られなかったわね」と誰かいう。 「そう、楽しみにしていたのに」と。 そうか、去年は見られなかったのか。 わたしもそこにいたはずなのに。。。 こういう記憶はまるっきしダメ。 「カサブランカ」のハンフリー・ボガートふんするリックのように過去はきれいさっぱり忘れ去っていく。 大方のことは覚えていない。 いつもうすぼんやりとした人間なのである。 谷保天神も梅がさかりだった。 その梅林をあとにして坂をくだっていくときに、麗しい鳥の鳴き声を聞いた。 おまわず立ち止まる。 声のするほうをみた。 いた。。。 目白ではない。 目のまわりが白いが、目白よりも大きく山鳩くらいはあるか。 画眉鳥(がびちょう)である。 ああ、これか。。 日本において外来種として勢力図を拡大しつつある鳥らしい。 目があった。 中国からやってきた鳥であり、中国ではその鳴き声が愛でられていたようだが、日本ではやかましい鳥ということになったようだ。 一時はその声が聞きたくて飼われたが、あまりにも声がおおきくうるさいので、放鳥されそれが数をふやしていったとか。 在来種の鳥たちにどういう影響をあたえるか、いまはやや警戒されつつあるらしい。 「外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100定種にもなっている。」とある。 そうなのか。。 しかし、 人間に飽きられても、 鳥は生きていかなくてはならないのである。 耕しを終えて。
by fragie777
| 2024-02-17 19:33
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