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1月28日(日) 旧暦12月18日
軽鴨のいる矢川。 鷺もいる。 体調もほぼ戻ったのだが、咳がまだ出る。 あまりひどい咳をしていると、スタッフに迷惑がかかるから、もうお医者からは出社しても良いと言われているのだが、明日は様子をみて決めようと思っている。 くれぐれも無理をしないようにってスタッフには言われている。 熱はとうに下がっていたのだが、パジャマ生活を満喫してしまい、お風呂に入っていないのだ。 あんなに毎日入っていたのに。 ここだけの話、汚ギャルじゃなくて、汚ババなのである。(ナイショね) 今日はこれからお風呂にはいるつもり。(お風呂がウインナコーヒーになってしまうかも…ゲッ) 新聞記事をひとつ。 今日の朝日新聞の阪西敦子さんによる「俳句時評」は、「風土のふくらみ」と題して三人の俳人の句集をとりあげている。 森羽久衣第1句集『匙のうら』(北辰社)、浅川芳直第1句集『夜景の奥〉』(東京四季出版)、桐山太志第1句集『耳梨』(ふらんす堂)。それぞれのふるさとに言及し、その俳句をとりあげている。 抜粋して紹介したい。 一章を費やして森羽久衣が描いたのは、ふるさとで、今も母を訪ねてしばしば帰省する石川県。能登の風土だ。〈累代の石載せられて茎の桶〉では、その昔から漬けられてきたものの上に載った石を描き、「累代」といつからとは知れぬ時の積み重なりを表す。(略) 浅川は宮城県名取市に生まれ、東北にゆかりのある若手俳人による同人誌「むじな」の刊行も行う。〈蟻の道水平線の迫りくる〉では遮るもののない陸と海が、蟻という小さなものの側からスリリングに描かれる。 桐山太志の第一句集『耳梨』は、拠点とする奈良の大和三山のひとつ耳成山の古い表記から名づけられた。〈鼬罠仕掛けて風呂を熱うせり〉では暮らしを守るために罠を仕掛けた体を熱い風呂に浸して心を鎮め、〈鯉濃や風突つかかる窓に雪〉〈老鹿の黒光りせる初時雨〉では、特別なものとしてではなく日常に溶け込んだ鯉濃、鹿を描き、この地での生活のありようが淡々と知らされる。 風土を描くこと、それは季題や句の世界にふくらみを与え、まだ見ぬ地への想像力を読者に与えてくれる。 今日はパジャマ姿のままほぼ一日中、ゲラを読んで過ごす。 しかし、まだ終わらず。。 以下余談。 昨日、俳人協会賞の発表があって、そのことを少し前に話題にした大木あまりさんに結果をお教えしようと電話をした。 わたし、たまたまアイスを囓っていたのだけど、まあ、いいわって、 で、電話であれこれと話しているうちに 「あなた、なんか食べてんの?」ってするどく聞かれてしまった。 「アイス、食べてんの」って言ったら 「なにやってんの。風邪ひいてひどい声してんのに。まったく子どもみたい」って笑うあまりさん。 でも、すぐそのあとに、 「何のアイス、わたしも大好き、去年のクリスマスには、どっさり買ってしまった。苺のが好きなの。あなたは?」って 「わたし、チョコよ」 「チョコ!」ってふたたび笑うあまりさん。 そ、そんな笑わないでくださいまし。 あまりさん。 しかし、アイス囓りながら電話ができるのは、大木あまりさんだからこそ、って思った。
by fragie777
| 2024-01-28 19:13
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