カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
1月17日(水) 旧暦12月7日
コサギがいるところにオオサギが降り立った。 コサギに近づいていく。 すたこら逃げるコサギ。 身体の大きなオオサギの方がやはり強いのだろうか。。。 今日はお客さまがひとり見えた。 句稿をもってのご来社である。 素敵な写真も撮らせてもらった。 しかし、 句集を出すことはまだ内緒にしておきたいということ。 「句集を出してから、あっと、みんなをおどろかせたい。」というのがその方の弁。 だから、いまは紹介しません。 出来上がったら、写真と一緒にブログでも紹介します。 あっ! って驚いてくださいな。 昨年の9月に句集『イタリー銃』を上梓された左官屋宇兵衛さんが、一冊の雑誌を送ってくださった。 それが、これ。 「狩猟生活」 山と渓谷社刊 はじめて手にする雑誌である。 A4判サイズの大きさでカラー頁もおおく、充実している感がある。 句集『イタリー銃』が書評頁にとりあげられているので、紹介をしたい。 著者の左官屋宇兵衛さんは千葉県猟銃会と澤俳句会に所属する俳人である。本書は古稀(70歳)を記念して出版されたもので、猟にまつわることなども収録している珍しい句集だ。書名の「イタリー銃」はそのまま、イタリアの銃のことをさすのだろう。収録の狩猟にまつわる句を詠むと、「そうだよね」「わかるわかる」とついつい同意して、ニヤッとしてしまう。狩猟の世界で句を詠むという人の話題はあまり聞かないが、これを機にハンターのみなさんも句を作ってみてはいかがだろう? ともに紹介されている本もすべて狩猟に関するものだ。 本書の表紙に「いい山野に、いい鳥獣あり」というキャッチコピーがあるが、これはウオッチングのためではなく、ハンティングのためである。 驚き、ちょっとドキドキしてしまったのが、「カモ5種とアオサギを炭火焼きで味わう」という頁。 その多くの鳥は、わたしがいつも仙川で見ているヤツだ。 食材としてではなく愛でるために。 焼き鳥風に串にさされた鴨肉たちがならび、味見をされレポートされている。 そこには仙川にはわんさといるカルガモもいて、しかも1,2のランクづけをされている。 美味いのだそうだ。 アオサギも食べるとは、驚きだ。調理の写真いりで、いやはやなんとも、である。 ダイナミックに食べてみたいとモモ肉のかぶりつきを選択。迫力に押され、こわごわと口にしたらびっくりするくらい美味く、サギはまずいとの言い伝えはデマだと取材班の意見が一致。 と写真の横に記されている。 捕らえられたアオサギの写真があって、撃ち抜いた銃弾の紹介もある。 なんともサバイバルな雑誌である。 が、狩猟をたのしむ人たちには有り難い情報誌なのだろう。 山と渓谷社刊行の本の広告ページ、『ニホンオオカミの最後』(ヤマケイ文庫)という本があって、すごくおもしろそうだ。 「猟師と山怪」という読み物頁も怖そうだが、おもしろそう。「猟場で体験する不思議な出来事を考察する」というもので、山でマタギがちが出会った不思議体験が語られている。殺された動物たちの怨念がなせるものか。 たくさんの猟銃の写真もある。 わたしときたら、あまりにも珍しかったのでつい、紹介をしてしまった。 鳥のきれいな写真頁もあったのでおもわず見ていたら、やはり「美味しいか、美味しくないか」であった。 ふ~~む。 こういう視点(?!)もあったのか。。。 そりゃあ、あるよなあ。。。 やや複雑。 鴨二羽を射貫きぬ五ミリ弾ひとつ 左官屋宇兵衛 野兎の耳は褒美ぞ犬にやる 〃 マガモはとても美味しいとある。 通常わたしたちが食する鴨肉はこのマガモかも。。。
by fragie777
| 2024-01-17 19:17
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||