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12月29日(金) 旧暦11月17日
今日もほぼ仕事場で過ごす。 仕事がね、 好きなのよ。 ということにしておこう。 今日の讀賣新聞長谷川櫂さんによる「四季」は、『山上樹実雄前句集』より。 花びらを散らすかに吹き葛湯かな 山上樹実雄 「熱い葛湯を吹き冷ましながら、そこにありもしない桜の花を見ているのである」と長谷川さん。そして、「俳句によって育まれた繊細な心」と。葛湯って人にやさしい飲み物である。淡い風味と甘味がまさに繊細である。吉野葛などやはりもともと関西のものなのかしら。関東女のyamaokaはあまり縁がなかった。でも、もっと飲む習慣をつけたいって思う。しかしながら、葛湯をいただいても戸棚の奥ふかくに眠ってしまう。今日の句、そこに桜の花を幻想するとは、なんともである。山上樹実雄もまた、関西の方である。 仕事をおえてから久しぶりにご近所の丸池公園にいく。 ずいぶん日がくれてしまった。 大きな楝の木がある。 そこに鵯が集まってくる。 実をついばむ鵯。 黄金色の実が青空にはえる。 いつもは子どもたちで賑わう丸池公園であるけれど、歳晩の公園にはほとんど人影がなかった。 ただただ鳥声が賑やかっだった。 一時間以上をゆったりと過ごす。 久しぶりにゆっくりした時間。。 家にもどって、門に松飾りをし、玄関ドアにはお飾りをする。 こんな感じ。 クリスマス・リースが派手だったのに比べて地味でしょう。 今年は「大地の会」で購入してみた。 あまり大きくなくて、小さな我が家にはよくあっていると思う。 松飾りをつけていると自転車に乗ったやや配の女性に声をかけられる。 「失礼ですけど、あなたの家の大きさ、3LDK、それとも4LDK」 (ひえっ、いきなりなんだよ!) 片言の日本語で、どうやら中国人の方のようだ。 「ええっと、どっちだっけかな」と言いながら、わたしは部屋数をかぞえる。 (答えるつもりでいる自分がおかしい) 「それで、失礼ですけど、おいくらくぐらいした?」 (ひえっつー、さらになんだよ) 「もう30年以上もまえだからなあ」 「えっ、そうなの? それにしてはきれいじゃない」 「ええ、まあ、、、」 そんな感じで、かなりしつこく追及される。 わたしは答えられる範囲で答える。答えている自分がおかしい。 どうやら娘さん夫婦が家を購入するらしく、その参考にしたいらしい。場所は東京ではないらしいが。 で、自転車から降りてその女性、やおらスマートフォンをわたしに見せる。 男前の男子が写っている。 「あら、イケメンね」 「娘のだんなさん」 今度は別の写真。 大学の門のところに青年が立っている。卒業写真だ・ 「こちらも素敵」というと、 「息子」って。 イケメンに囲まれて羨ましいぞ。 そんなこんなで立ち話をして、最後に、その方、 「いろいろと聞いてごめんなさい、今日はお姉さんがいたもんだから、聞いてしまいまいした。」って。 「お姉さん!?」ってわたしのことか。。。 一瞬気をよくしたのだが、 ああ、その女性からするとわたしはの方が若干「お姉さん」だ。 確かに。。
by fragie777
| 2023-12-29 18:36
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