ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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信ずれば平時の空や

12月1日(金) 映画の日  旧暦10月19日



仕事場にむかう途上で。スズメバチが死んでいた。



信ずれば平時の空や_f0071480_17532299.jpg

この辺に巣があったのか。

死に様は無残だ。




信ずれば平時の空や_f0071480_17532557.jpg
近くではハクセキレイの番いがヒラヒラと草を啄んでいた。


信ずれば平時の空や_f0071480_17532935.jpg

地面にはりついた桜紅葉。


信ずれば平時の空や_f0071480_17533388.jpg
ある家の蜜柑の木から蜜柑がひとつ落ちていた。

下ばかりみているわけではないけれど、目にとまってしまう。

ふらんす堂への階段をのぼるとき、

ふたたび蜂の死骸にであった。


信ずれば平時の空や_f0071480_17534652.jpg
こちらば蜜蜂か。。



ほんの二十五分くらいあるいても、死はこうして転がっている。

わたしの左耳に差し込んだイヤフォンからは景気のいいクリスマスソングが流れていた。。。






今日の毎日新聞の坪内稔典さんの「季語刻々」は川原真理子句集『ひかり秘めたる』より。

  猪を食ひに来ぬかと誤着信   川原真理子

鑑賞をされている坪内稔典さんは、丹波の猪鍋を毎年食べてこられたという。いいなあ、丹波の猪と聞いただけでも味が上質で美味そうである。
猪鍋、もう何年も食べていない。猪鍋を食べに丹波に行こうか。。。。。





今日は三橋敏雄の忌日である。

池田澄子著『三橋敏雄の百句』より。

 信ずれば平時の空や去年今年    三橋敏雄

新興俳句、戦火想望俳句との出会いにより俳句を始めた敏雄は、先輩たちが戦争、軍国主義の権力により理不尽な被害を被ったことを忘れない。え? え? と驚きながら人々は軍国主義に染められていった。その不思議と憐れ。信じて疑わなければ常に平時。気付いたときには既に、反対も後退も逃げ道もない。信じるとは時に怖ろしいことである。吞気に信じていれば明日起こる戦争も、起こるまで分からない。分かった時、渦中を出る術はない。そのことを俳句で人に告げることの難儀を知りながら、敏雄の真心は野暮と言われようとも主題とせずにはいられなかった。
信ずれば三橋敏雄は今も生きて居る。


こわい一句である。


信ずれば平時の空や_f0071480_17530441.jpg

たくさんの鳩が電線に群がっている冬の空。



 人心の上の銀河の暗黒部   三橋敏雄










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by fragie777 | 2023-12-01 18:42 | Comments(0)


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