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11月12日(日) 旧暦9月29日
さきほど、戻りました。 やや疲れていますが、少しだけ写真を紹介して、今日はおしまい。 小布施・岩松院の冬紅葉。 ここは葛飾北斎の龍の天井画で有名。 首がいたくなるほど見上げた。 長野の小布施、善光寺、どちらも予想をはるかに上回ってたいへん良きところでした。 とても楽しかった。 久しぶりに会った友人たちからは開口一番に、「ちゃんと新幹線に乗れました?」という言葉。 「ええ、バッチシでした」と答えたものの、 帰りが笑ってしまうほどマヌケだった。 帰りははやく帰ろうと友人のSさんとほかの友人たちよりも早目の新幹線を予約して、挨拶もそこそこに駅にむかったのだった。 出発時間より20分ほどはやく着いたわたしたちはほっとして新幹線のプラットホームの待合室でおしゃべりにおおいに花をさかせていた。 そろそろ時間よと思って腰をあげたが、新幹線はまだきていない。 すると、相向かいのプラットホームに東京方向の友人たちがいる。 「あらら、あの人たち、もうすこし遊んでかえるのかしら。東京にもどらないのかしらねえ」なんて言っているうちにふと気づいたのだ。 わたしたちこそ、反対方向のプラットホームにいたことを。 時間をみるとはや、もう新幹線の出発時刻である。 と、相向かいのプラットホームから車両がすでに出発してしまったのだった。 (そんな……) 友人と顔を見合わせた。 大急ぎで切符売り場に向かって、乗り遅れたことを訴えた。 すると、次の新幹線に自由席があるという。始発のそれに乗るように指示をされて、わたしたちはなんとかほっとしながらプラットホームにいくと、その後発の新幹線にのる友人たちがのきなみに、 「あら、早く帰ったんじゃなくて」とか、 「あれーどうしたのお」とか、驚く。 事情を話すと、大いに笑われて、あきれた顔をする。 トホホホのじょうたいなのであるが、あまりにもマヌケな話なので、わたしは可笑しくてたまらない。 帰りの自由席にすわって、友人のSさんと大笑いをしながら帰ってきたのだった。 Sさんは、とても行き届いた人なのに、わたしといてすっかりマヌケぶりが移ってしまったようだ。 今回の旅の時間についてもほんとうに気配りをしてもらったのに、申し訳ない。 でも、こんなことも良き思い出となるような楽しい旅となったのだった。 あまりにも良いところだったので、今回来られなかった友人たちを誘ってもう一度来たいねと、Sさんと話したのだった。 (その時は、新幹線にちゃんと乗ってね) ご挨拶もそこそこに失礼をいたしました友人のみなさま。 お世話になりました。 きちんとお家に帰れまして。 旅のお疲れがとれますように。 また、お会いしましょう。 ![]() 善光寺の参道の店でたべた、栗あんみつ。
by fragie777
| 2023-11-12 21:28
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