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11月4日(土) 旧暦9月21日
鵯上戸(ひよどりじょうご)の実。 青い実も、赤い実もどちらも美しい。 名前もすき。この実の可憐さもいい。 今朝、大木あまりさんが電話をくださった。 愛猫のクリちゃんが死んでしまったと。 毎朝5時におきて時間をかけて歩いて餌をやりにいっていた野良の黒猫である。 あまりさんと電話でお話するときはかならずクリちゃんのことが話題となった。 「えらく不細工なんだけど、かわいい」って。 そのクリちゃんである。 電話の向こうであまりさんは泣いている。 死んでしまったことより、助けられなかった自分を許せないと。 わたしはどう慰めていいかわからない。 ともかく自身をそんなに責めないように、そのことだけを伝えたのだけれど。 どうもここ数日泣きつづけているようだ。 お元気になってほしい。。。。 さて、今日は、昨日開催された俳誌「澤」20周年のお祝いの会について紹介したい。 実は、今日は午後2時より市ヶ谷アルカディアで「澤好摩さんを偲ぶ会」がおこわれyamaokaが出席し、今日のこのブログでご紹介しようと思ったのだが、明日あらためて紹介したい。 すごくいい会でした。そのことだけまずお伝えしておきます。 では、 以下はスタッフPさんのレポートです。 * * * 「澤」の20周年は品川プリンスホテルアネックスタワーのプリンスホールにて、12:00ごろより句会、15:00には高橋睦郎氏を迎えての「師弟について」というご講演が開かれました。 17:30よりの祝賀会より出席させていただきましたが、澤の会員の皆様を中心として集われ、人との絆を何より大切にされる小澤實主宰らしい温かくそれでもエネルギーに満ちた素晴らしい祝宴でした。 ご挨拶される小澤實主宰。 この夜が永遠に続いたらいいなと思っています。 ありがとうございました。 今日は賞を取った方が表彰されていましたけれども、賞っていうのは、実は俳句においては特殊な話であって、もっと大切なことは句会に出て楽しむこと。 それから毎回の投句をしてその結果を確かめて、どれが取られていてどれが取られていないかということを確かめること。 そういう喜びこそが深い喜びだと思います。 それこそを楽しんでいただきたいし、そのために「澤」はあると思っています。 今日皆さんに集まっていただいて本当に幸せな夜を過ごしました。 ありがとうございました。 * * * 四十代半ばから五十代半ばに至る作品である。 表題「澤」は、ぼくが主宰する俳句雑誌「澤」誌の誌名による。「澤」と名付けた会に多くの仲間が集ってくれた。そして着実に年月を重ね、二十周年を迎えることがかなった。 祝意を込めてこの一冊を刊行したい。(あとがきより) みづうみのあらなみに秋惜しむなり 小澤 實 小澤實主宰をはじめ「澤」の皆さま、 20周年、おめでとうございます。 第四句集『澤』のご上梓、おめでとうございます。 こころよりお祝いを申し上げます。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 句会と俳句仲間を大切に、みなさまのますますのご健吟をお祈りもうしあげております。 スタッフのPさんはとても楽しい会だったようで、昨夜、興奮して電話をくれたのだった。 まだしっかりしている枳殻(からたち)の実。 毎日見ています。
by fragie777
| 2023-11-04 19:51
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