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9月24日(日) 旧暦8月10日
ままこのしりぬぐい。(継子の尻拭) 実際はこんな小さな秋草だ。 最近、俳人の石田郷子さんからいただいた『季語の花図鑑』(山川出版社刊)によると、 「茎に鋭い棘が無数にあり、継子いじめにちょうどいいというのが名の由来。初秋、小枝の先に淡虹色の小さな五弁の花を頭状に密集させる。『蓼の花』の傍題とする歳時記もある。」 と解説にある。 よく似た秋草に「秋の鰻掴み(あきのうなぎつかみ)」というのがあって、いつも見分けられない。 写真などで比較のために食い入るように見ると、葉の形状がややちがうようだ。 専門家はすぐ見分けられるんだろうけど。 同じところに咲いていたのが、金水引。 この花も一目をひく。 いまごろの季節、花野をあるいていくと、それはもうたくさんの秋草が咲いている。 立ち止まっては、新しい草の名を覚えたりするのも楽しい。 返事して立つやままこのしりぬぐひ 石田郷子 今日は山西雅子著『花の一句』より、今日の日付のもの。 故里や打てば炎えたつしびと花 河原枇杷男 彼岸花には別名が多く死人花もその一つ。右に引いた兜太の句(曼殊沙華どれも腹出し秩父の子)に見られた明るくおおらかなかイメージとは打って変わって、枇杷男のこの句は何代にも渡りその地に生きて死んだ人々の暗い情念を幻視した。死人花の名は墓地の周りに咲くことなどからこれを忌んだものであろう。捨子花、狐花、幽霊花、地獄花などおどろおどろしい別名が幾つも数えられる。(『流灌頂』)季語=死人花(秋) 大分涼しくなった。 雑貨店で、屑籠を買った。 二階の部屋の屑籠が何十年とつかっていよいよ壊れてきたので、買い替えることにしたのだが、あまり屑籠らしいのは避けたいと思って買ったのが、これ。 直径25センチくらいのもの。 店の女主人が棚からおろしながら、 「これは丈夫でいいですよ。マレーシア産のものです。ここのものは長持ちします」と。 外国産であるとは思っていなかったので、その意外性が気にいったのと、とても軽いのがいい。 値段は、2420円(税込) 即購入。 その籠をそのまま持ってクィーンズ伊勢丹のレジにいったところ、レジの女性から「すごくいい籠、すてきです」と言われてすっかり気をよくしたのだった。 帰りは、自転車の籠にそのままいれて、クィーンズで買ったものを放り込んで帰ってきたのだった。 こんな風に。。。
by fragie777
| 2023-09-24 20:39
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