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9月2日(土) 禾乃登(こくものすなわちみのる) 旧暦7月18日
残暑厳しいといえども朝晩だいぶ涼しくなった。 ここ数日夜中に目覚めるということもなくなった。 朝までぐっすり眠ることができるようになったのは、ありがたい。 午前中は出かけたのだが、午後より仕事場で仕事。 となりの工事の音を聞きながら、ひたすらパソコンの画面をみつめる。 夕方からカットの予約をいれてある。 大分髪が伸びてしまった。 しかし、あまり短くはしない予定である。 どうしてって、 友人に言われたのよ。「あんまり短くするな」って。 短くしないで段をいれるといいんだってさ。 で、美容師のSさんにそう言うつもり。 どんな頭になるかなあ。 で、今戻ったところ、 鏡をみると短くしなかったので、ほとんど変わらない私がいる。 Sさんは大分鋏をいれていたのだが。。。 でも、いいや、これで。 猫たちが生きていたころは、髪を切ると必ず「どうよ」って猫たちに聴いたのだが、いまはそれもできない。 写真の猫たちにむかって「どうよ」って言ってみた。 今日は、村上鞆彦著『芝不器男の百句』より。 かの窓のかの夜長星ひかりいづ 芝 不器男 『芝不器男句集』には「病室にて」の前書きがある。昭和四年、九州帝大附属病院での作。不器男の病は睾丸の肉腫、つまり悪性腫瘍だった。それが次第に体の各部に転移していった。酷い痛みに耐えながら、秋の夜長を眠れずに過ごしたこともあったろう。そんな時、ふと窓の外を見遣りつつ、かつての楽しかった日を回想したのがこの句。あの日の窓から見えていた秋の夜空の星々は、作者の記憶のなかで一層の輝きを増している。「かの」の繰り返しに、もう二度と戻らぬ遠い日を哀惜する気持ちが深く滲んでおり、切々と読み手に訴えかけてくるものがある。 秋になると星がいっそう綺麗にみえる。 わたしもたまには夜空を見上げて星をながめてみるか。 美容室にかざられていた画集など。 見てみたいものばかり。 とくにコクトーの画集は見てみたい。
by fragie777
| 2023-09-02 20:26
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