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8月26日(土) 旧暦7月11日
夕暮の仙川。 川底が見えていた仙川に水が戻っていた。 ここにくらす鳥たち(とくに翡翠や鷺や鴨たち)のために一安心した。 ところどころにいる鴨たち。 川に水がない、ということは人間の生活圏においても水不足である、ということだ。 嬉しそうに泳ぐ鴨たちをみて、この状態がつづいてほしいと思う。 水のもどった仙川で、今日は5羽の翡翠に会った。 それぞれ別の個体である。 二羽がならんで飛んできて、一緒に止まった。 こういう風景はなかなかない。 多分左がオス、右がメスである。 番かもしれない。 翡翠や鷺や鴨たちに「水が戻って良かったね」と会うたびに声をかける。 水のない川ほど、悲しいものはない。 今日は午前中から仕事場に行って仕事。 なにしろ第14回田中裕明賞のゲラに目をとおさなくてはならない。 仕事場にいくと、めずらしいことにスタッフのPさんがいる。 「あれ、どうしたの?」 「隣の美容室に予約をいれたのを、時間を間違えてしまって予約待ちなんです」ということ。 あらまあ。 ということで、わたしはひたすらゲラを読んでいるといつの間にかいなくなって、1時間以上して戻ってきた。 「髪をカットしたの?」と聞けば、そうではなくて、髪に部分的に、メッシュをいれたらしい。 「見せて」と言って、見せてもらったところ、なかなかいい感じである。 「あら、いいわねえ、わたしもメッシュいれてもらおうかなあ」 実はわたしは生まれてこの方、髪をそめたことがない。 ポリシーがあるわけでもなく、まあ、言ってみれば放置しているのである。 イカレタR女になりたいなどと言っているわりには、地味である。 本当はもう少し過激に生きたいんだけど、なあ。。。。 今日は池田澄子著「シリーズ自句自解ベスト100」より。 まぼろしの鱶が書斎を出てゆかぬ 池田澄子 勿論「まぼろしの鱶」は三橋敏雄の句集名である。初めて慣れない短冊を書いたとき、先ず、この句を先生に受け取っていただいた。短冊といってもあの堅いものではなく、練習用の和紙のやわらかなもの。三橋敏雄は幻の鱶と共に泳いだ。金子兜太家の庭には鮫が訪れた。鱶が居ついているのは私の書斎……、実は単なる居間、右側に電話があって、左に魔法瓶の置いてある私の場所である。 池田さん家には、鱶がいついているのか。 そう思うと、ちょっとドキドキする。 いいなあっとも。 猫たちがいなくなった今、わたしも何かを飼おうか。 「鱶」とか「鮫」とか、海水魚はロマンがある。 う~~む。 いま一つ候補があがった。 まだ明言しないでおこう。 棲みついたらお教えしますね。 ウフっ 水が出しっぱなしになっていた丸池公園。 だれかが蛇口を占めるのを忘れていったのだろう。 水不足が心配されているのに。 だあれ? というわけで、このワタクシメ、ちゃんとしめました。 証拠写真。
by fragie777
| 2023-08-26 20:06
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