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8月16日(水) 京都五山送火 旧暦7月1日
泳ぐ鴨。 くつろぐ鴨。 この日、おおかたの鴨たちがゆっくりと地上でこんなふうにくつろいでいたのだが、一羽だけ妙に威勢がよくて泳ぎまくっていた。 こんな感じ。 ふらんす堂は今日から仕事である。 お盆休みを振り返ってみると、あっという間に過ぎてしまった。 スタッフたちも溜まった仕事をこなすべく、今日はみな無口で仕事をしている。 わたしもR体に鞭打って(?)それなりに頑張っている。 この休日に、ちょっと散財をしてしまったのよ。 あるものに魅了されてしまって、えいっとばかりに買ってしまった。。。。 私は浪費家ではけっしてないのだが(自分で言うか)、何かを買うときはほとんど迷わない。 決断はものすごく早い。えいっとばかりに決める。 で、後悔をすることもほとんどない。 んで、散財をしたのである。(と言ってももちろん買える範囲のものだけど) でもそのことで心がウキウキしている。 たまにはあってもいいんじゃないって思っている。 何を買ったかって。 ふふ、言いませんってば。 ナイショ。 今日の毎日新聞の坪内稔典さんによる「季語刻々」は、堀かをる句集『風の譜』より。 現実は作られし夢芒原 堀 かをる 「ススキ原が揺れている今のこの現実は、実は作られた夢の世界だ、と堀さん。これ、そうかもしれない。人類が営々と作ってきた夢の世界がたしかに今の現実だ」と坪内さん。この評でも紹介されているが、堀かをるさんは、「東京の成城学園前駅」のそばで菓子店を営」んでおられる。成城学園前駅はわたしもよく行くところであり、この菓子店はかならずといってよいほど立ち寄る。ブログにも何度か書いたことがあるけれど、和菓子店として有名であり、ここのあんみつがとびきり美味いのである。餡も寒天も黒蜜もすべて上等の美味しさ。この美味しさは、夢ではなく現実である。 成城に行かれることがあったら、是非に。 甘いものといえば、先日、「ソール・ライター写真展」に行ったかえりに、スイーツのお店にたちよって、ほんとうに数年ぶりに「チョコレートパフェ」を頼んだ。 やってきたそれを見て、目をむいた。 巨大なチョコパフェ!! 気合いをいれて挑戦したのだが、ダメ。 甘くてしつこくて、これは若さがないと食べきれないものだ。 申し訳ないけど、けっこう残してしまった。 今日は、武藤紀子著『宇佐美魚目の百句』より。 死はかねてうしろにされば桃李 宇佐美魚目 「母を失ひて三十八年 六句」と前書がある。 魚目にとって一番大切な母は早くに亡くなった。 この六句を見ると、母は長患いをして夏に亡くなったようだ。 「死はかねてうしろに」で切れているのだろう。 死は気付かないうちにすぐうしろに迫っているのだ。 「桃」と「李」は何を象徴している季語だろう。 八月は死者を身近に感じる季節である。
by fragie777
| 2023-08-16 18:56
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