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8月14日(月) 旧暦6月28日
今日見た映画「大いなる自由」のチラシ。 今日は仕事をしようと思っていたのだが、朝から映画の誘いがはいり午前中から渋谷に行く。 本当に久しぶりの渋谷である。 映画「大いなる自由」は、深くこころに残るいい映画だった。 最近はむかしほどは映画を見なくなったが、ここ最近に見た映画の中で一番良かったかもしれない。 フィルムワークも衝撃的で、しょっぱなに公衆トイレの映像が繰り返される場面はなんだかどんな映画がはじまるのかと気持ちがざらついたのだが、観ているうちに引き込まれてしまった。 脚本・監督はセバスティアン・マイゼ、日本ではじめて上映される監督の作品かもしれない。 「愛」についての映画である。 映画館をでたあとも深く重たい感動のようなものがずっしりと心の底に沈んでいく、そんな映画だった。 昼食をとりながら、渋谷のヒカリエで、写真家の「ソール・ライターSAUL LEITER展」をやっていることを知った。 生誕100年を記念しての写真展であるらしい。 わたしはこの写真家が大好きで、二冊の写真集をもっていて、かれのドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」も見ている。 彼の写真が見られるとは、ということでさっそく行くことにしたのだった。 1923年12月3日、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。父親はユダヤ教の聖職者。1946年、画家を志し、神学校を中退してニューヨークへ移住。1958年、『ハーパーズ・バザー』誌でカメラマンとして仕事を始める。その後、80年代にかけて多くの雑誌でファッション写真を撮影。1981年、ニューヨーク5番街にあった商業写真用の自分のスタジオを閉鎖。1993年、カラー写真制作のためイルフォードから資金提供を受けたことにより、カラー写真のプリントが初めて可能となる。2006年、ドイツの出版社シュタイデルが初の写真集『Early Color』出版。2012年、トーマス・リーチ監督によるドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」製作。2013年11月26日、ニューヨークにて死去。享年89歳。2014年、ソール・ライターの作品を管理する目的でソール・ライター財団創設。 写真撮影が自由ということなので、以下の写真で会場の雰囲気とソール・ライターの写真の感じがすこしでもわかればと思い、何枚かの写真をアップします。 ソール・ライターのドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」は、名声とは関係なく淡々と写真を撮り続ける彼がいて、いいドキュメンタリーだった。 とくに、猫がいる彼の仕事場兼住まいが素晴らしいのである。 雑然としていながら美しい秩序があり、すべてそこにあるものが、ソール・ライターそのものであるかのようだった。 思いもかけず、この写真家の作品に触れられたことが嬉しい。 ポストカードを5枚ほど購入し、そのうちの3枚をひとつの額にするように額縁屋さんに頼んできた。 今月末にできあがる予定である。 楽しみだ。 これはソール・ライター風(?)に。 あちゃ。
by fragie777
| 2023-08-14 21:03
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