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8月8日(火) 立秋 旧暦6月22日
今日から秋である。 蜘蛛の餌食となってしまった油蝉。 羽のいろのあざやかさが目に止まり、なんだろうと思ってよくみたら、蜘蛛がおそいかかっていた。 蜘蛛わかります? これを全部食べ尽くしてしまうのかしら。 蟬はすでに干からびはじめている。 この日、芙蓉の花が咲いていた。 芙蓉は秋の花である。 はんなりとして美しい花である。 今日は午後にお客さまがお二人みえる。 それぞれご本を出版する予定のある方たちだ。 担当をスタッフの文己さんにお願いする。 午後1時半に見えられたのが、シンガーソングライターの築秋雄(ちく・あきお)さん。 詩集の出版のご予定がある。 ご縁をいただくことになったきっかけがある。 それは少し前に朝日新聞の埼玉版に、yamaokaが取材された記事が載ったのである。 すごく恥ずかしいのだが、かなり大きく顔写真も出た。 その記事を御覧になって、出版の資料請求のメールをいただいた。 自分はシンガーソングライターで音楽活動をしてます。オリジナルが中心ですが最近は中原中也の詩なども歌っています。今までCD5枚(ミニアルバム1枚含む)をインディーズでリリースしておりましてその発表した50数編の歌詩に未発表や朗読用の自由詩など30編弱を合わせた集大成的詩集の出版を計画してました。先週の朝日新聞の記事で貴社のことを知りとてもひかれるものがございました。 自分も仏ツアー(ストラスブール、コルマールなど)をしたことがあり、貴社名にもとても懐かしいものを感じました。貴社からしましたら少し毛色が違うのかもしれませんがご縁を感じましたので何卒資料請求だけでもさせていただければと思います。どうぞヨロシクお願いいたします。 というとても丁寧なメールであった。 その後なんどかのメールのやりとりをして、数カ月後の今日、原稿のプリントアウトもご持参でご来社くださったのだ。 CDはこれまでに何枚もつくられているようだが、詩集をつくられるのは今回がはじめてということ。 ご来社いただき、いろんな詩集の本をみて、おおかたのイメージは決められた。 奄美大島のご出身という。 ホームページがあるので、さっそくアクセスしてみた。 →築 秋雄 今日は最新アルバムを持ってきて下さった。 中学生のときにビートルズに影響をうけ作曲をはじめた。 18歳で上京し、その後10年間は引きこもりと記されている。 28歳のときアコースティックギターを手に入れ路上で歌いはじめた。 それからずっと今日にいたるまでロックシンガーとして音楽活動をされている。 吉祥寺の曼荼羅では大成功おさめたとある。ここは歌人の福島泰樹さんも歌手活動をされている知る人ぞ知る場所である。 コロナ禍の状況でツアーなどが中止になったこともあったが、ふたたび活動を開始されるようだ。 今年は郷里の奄美大島の復帰70周年にあたる。 それを記念してこれまでの音楽活動の集大成としての詩集を刊行したいという築秋雄さんである。 築秋雄さん。 「ふらんす堂という名前に惹かれました」と。 そう言われるとすごくうれしい。 奄美大島のご出身ということか、物腰がゆったりとしてあくせくとしたところがないお方である。 担当の文己さん曰く、「THE BLUE HEARTSや、ザ・クロマニヨンズ大好きですと申しあげたら、それはいいですね!ってすごく喜んでくださいました。」と。 ブルーハーツは、スタッフのPさんも好きなはず。わたしもよく聴いた。 どんな詩集ができあがるか、とても楽しみだ。
by fragie777
| 2023-08-08 19:25
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