カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
6月8日(木) 旧暦4月20日
泰山木の花。 なんか虫がいる。 かつてこの泰山木の花と朴の花をまちがえたことがあった。 いまでは、その違いは歴然であり、それぞれが全然ちがうということもわかってきた。 俳人は、どちらかというと朴の花が好きである。 朴の花のほうが、なんといったらいいのか、心がざわつく。 泰山木のほうが自己完結しているというか、こちらの心をへんに引っ張らない。 そう、朴の花ってへんな妖しさがあるのだ。 好きかと問われれば、わたしはそれほどではないが、咲いているとしったら見ておきたいとおもわせるのが朴の花だ。 泰山木は太陽をよろこび晴れやかに咲く。 泰山木巨らかに息安らかに 石田波郷 泰山木君臨し咲く波郷居は 及川 貞 今日はお客さまがふたり見えられた。 俳誌「泉」の藤本美和子主宰と同人の長沼理恵子さんである。 長沼理恵子さんの第二句集の句稿をもって打ち合わせにいらっしゃったのだ。 長沼理恵子さんは、2000年に第1句集『虫展』を上梓されている。 23年後の第2句集となる。 担当は文己さん。 第1句集は綾部仁喜主宰が序文を寄せられていた。 この度の句集は藤本美和子現主宰が帯文を寄せられる。 長沼さんは、今年84歳になられる。 とてもお元気でお肌がつやつやしている。 「お元気のみなもとは?」と伺うと、 「畑仕事をされているのよ」と藤本美和子さん。 そうか、畑仕事か。。。。 わたしには縁がないなあ。。。 行水の月の赤子を裏返す 長沼理恵子 (句集『虫展』より) ふらんす堂の時計がとうとう壊れてしまった。 およそ20年ちかく働いてきた時計である。 音楽が鳴って時間を知らせてくれた。 時計がないととても不便。 さっそくAmazonに注文をしたところ、今日やってきた。 こちらはいままでの時計。(振子がとれてしまった) そしてあたらしくやってきた時計。 ちょっと新品っていう顔をしている。 音楽が鳴るのだが、クラッシックを選んでみた。 ビバルディやモーツァルトなどのよく知られた曲。 はじめは馴れず、誰かの携帯が鳴っているのかとあたりを見回したり。 しかも曲がちょっと長い。 時を告げられる度にスタッフ同士で顔を見合わせたりして、みなちょっと戸惑い顔である。 もうすぐ8時だ。 いったいどんな曲がなるのかなあ。 鳴るまで帰らないでおこうっと。
by fragie777
| 2023-06-08 19:50
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||