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5月31日(水) 麦秋至(ばくしゅういたる) 旧暦4月12日
飯能・名栗の道のべに咲いていた梅花空木(ばいかうつぎ)。 道ばたなどに咲いていると思わずはっとして立ち止まってしまう花だ。 「空木」と名がついているので、「空木」の仲間かとおもったのだが、厳密にはそうではないらしい。 いまの季節には〇〇空木という名の花がいろいろ咲くが、属性はそれぞれことなるようだ。 卯の花の夕べの道の谷へ落つ 臼田亞浪 これも亞浪らしい句。坂がかりの故郷小諸の景を思い出しているのだろうか。亞浪の生まれた信州小諸町新町は小諸城址から急坂を下り千曲川の支流中沢川の両側に並んでいて小諸の街に出るには坂を登らねばならなかったという。卯の花の白と夕の道は亞浪世界への入口となるキーワードである。同年に〈蜩やどの道も町へ下りゐる〉〈坂がかり動かぬ馬の霞まれて〉がある。 西池冬扇著『臼田亞浪の百句』 より。 5月はいろいろな白い花が美しくさく季節である。 その5月も今日でおわり。 梅雨の季節がやってくる。 東京は梅雨入りをしたって、わたしはこのブログに書いてしまったが、そうではないらしい。 ということを先ほどスタッフとの雑談で知った。 東京は梅雨入りまえにこれから晴れる日がやってくるらしい。 すぐる5月28日は与謝野晶子の忌日だった。 目下、松平盟子さんの執筆によって『与謝野晶子の百首』の編集作業がすすんでいる。 先日、松平さんからゲラの戻しがあった。 本著については松平さんも力をいれられて、編年体形式ではないかたちで与謝野晶子の作品にアクセスし、あらためて晶子の作品と人となりをうきあがらせようとしたものである。 今日までいろいろと語られてきた与謝野晶子であるが、新鮮なかたちで読者にとどくことを願っている。 担当はPさん。 「6月には刊行になるかしら?」と聞いたところ、 「う~~ん、ちょっと難しいかもしれません」ということである。 出来上がりを楽しみにしたい。 余談。 そして私事。 と言ったって生き恥をさらしているブログであるので、いまさらっていう感がある。 愛猫の日向子はなんとか元気になって、生きながらえている。(いろいろとご心配をいただきありがとうございました) しかし、一日に三回、投薬をせねばならず。わたしとPさんは出来うるかぎり昼に家に行って薬をのませている。 日向子は、この薬はいやらしく薬をみるとスタスタと逃げ出したり、かたくなに口を開けようとしない。 最初は力なくぐったりとしていた日向子であるが、最近はつよく抵抗をするのだ。 その度に薬はとびちり、家中がネバネバしてしまう。 時間があれば外に連れ出して風と太陽にあてるようにしている。 日向子という名前だからということではないが、日にあたることが大好きな猫である。 二時間くらいベランダにいることもある。 最近は、路地裏がお気に入り。 道路の真ん中でくつろいで動こうとしない。 こんな感じ。 人や車がこないか、たえずあたりに目を配っている。 このガニマタ! だれ?! わたしさ。 あはっ。
by fragie777
| 2023-05-31 19:12
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Comments(2)
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