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5月18日(木) 旧暦3月29日
これから白い花がぎっしりとそしてけぶるように咲いていく。 咲きはじめにみせるほのかなブルーがなんとも涼しげである。 この色はほんのいっときですぐに真っ白な花となっていくだろう。 この淡いブルー。 ぐっとくる。 自然にひそむ色はなんと美しいのだろうか。。。。 秋に真っ赤な実をつけるガマズミであるが、こんな涼しげな色がひそんでいるとは。 神代植物園の水辺に咲いていた。 体調をくずしてしばらくリモートワークをしていたスタッフの文己さんが、今日は元気な姿をみせた。 そして今日はリモートワークの日であるPさんが午後から出社。 緑さんとわたしを加えて久しぶりにスタッフが全員そろった。 「文己さん、どう、無理しないようにね。疲れない?」とyamaokaが言うと、 「いいえ、大丈夫です。久しぶりにたくさん笑いました」と文己さん。 「ああ、そりゃあ、よいわ!」ってPさんをはじめわたしたちも口をそろえて大笑い。 なんてたって健康には笑いが一番。 だけど、断っておくが、わたしたちはいつもへらへらと笑って仕事をしているわけじゃない。 やるときはやっている。 今日は、午後三時にスタッフのPさんが驕ってくれたセブンイレブンのアイスクリームを食べながら、ひとときおしゃべりをしたのだった。みんなそれぞれ好きなアイスを買ってきてもらったはずなのだけど、わたし、他のスタッフのアイスが全部美味しくおもえて、羨ましく全部食べたかった。 なにしろ、アイスクリームには目がないのよ。 目下、できるだけ間食はしないで、夕ご飯のあとにハーゲンダッツのアイスクリームを食べるのが最高に倖せなyamaokaである。 今ちょっと悩んでいることは、今日はすでにアイスクリームを食べちゃったから夜に食べるのは禁則をやぶることになるのだけれど、 どうしようか、悩ましい。 でもきっと食べると思う。 ふとアイスクリームといふことばいで 京極杞陽 前書に「終戦」とある。教育招集除隊のあと、終戦の日まで杞陽は大変な目にあっている。ついにB29の爆撃が始まり、急性肋膜炎を発病中に空襲に被災、病を冒して小諸の虚子のもとに命からがら逃げていくのである。手厚い看病に元気を取り戻し、その後豊岡に戻るものの、応召があり、久留米に入隊、しかし体調のせいか即日除隊となっている。 その間切迫した状況の句が綴られているのだが、その句のあとに置かれたアイスクリームの句にどっと力が抜けてしまう。戦時中も句心を失わずに平常心をなんとか保っていた杞陽が「氷菓子」ではなく「アイスクリーム」という一言を日常に取り戻したのである。 (昭和二十年作) 山田佳乃さんの鑑賞は、「アイスクリーム」という語彙に戦後の解放感を見出している。京極杞陽には、ほかにも「アイスクリーム」を詠んだ有名句がある。 アイスクリームおいしくポプラうつくしく 京極杞陽 まさに 異議なし! この森のどこかに確実に大鷹がひそんでいる。
by fragie777
| 2023-05-18 18:45
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