ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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立夏、そして奇蹟とも。

5月6日(土) 立夏  旧暦3月17日


立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19081266.jpg
ご近所の丸池公園の池のほとりの楝(おうち)の花。


立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19081656.jpg

立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19081996.jpg
別名栴檀(せんだん)の花。

丸池公園には楝の木が二本ある。(正確にはすこしは慣れたところにももう一本あるのだが)


立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19082278.jpg

もう一本のほうはまだこれから花の盛りを迎えるようだ。

公園ではすでに5時を過ぎていたが、子どもたちや家族連れが魚釣りをしたりボールで遊んだりしていた。

今日は立夏。
今日から夏である。
そして結構むし暑い一日だった。
そして凄まじき風の音。
なんど風音におどろいたことか。
自転車をとばすには最高の季節である。



 自転車とつながる腕夏はじめ    津川絵理子




今日は午後9時より生駒大祐さんと安里琉太さんによる千葉皓史句集『家族』読書会がはじまる。

→句集『家族』読書会

わたしは拝聴する予定。



その前に車のディーラーさんがやってくる。
実は、車のサイドミラーがわたしではないのだが、運転をした人間がぶっつけて壊してしまった。
(以前わたしもやったのだが……)
代車をもってやってくるのだ。
ここんとこ、いろんなことがありすぎて、
頭の中が収拾がつかなくなっている。
いつもyamaokaはそうではないかって、
言ってくれるじゃない。
かもしれないけどさ、日向子のことがあったり、田中裕明賞のことがあったり、決算期もせまってきているし、左ひざがいたむし、いくつかの手のつけられない仕事があり、ああ、もう大変。



その日向子のことなのだが、ちょっと信じられないのだが、奇蹟的な回復をみせている。

実は腸に大きな腫瘍ができて排泄ができなくなっていたのだ。血の塊のような便を一垂らしあればいいほう、尿もだんだん出なくなって、吐きはじめ、手のほどこしようがなかった。便をやわらかくする薬を一日に3度あたえるのみ。それでも回復の兆しがなく、お医者さんたちにはもうこのまま看取るしかない、と言われていた。19歳という年齢から手術はむずかしいと言われ、私も手術はさせたくない。日々目に見えて衰えていくのを見守るしかなかった。


それがどうしたことか。
地上におろして自然のなかで日や風にあてたのがよかったのか、わたしの手をあてて気功をしたのがよかったのか(?!)、便をするときお腹をなでおろしてやったのがよかったのか、まず便が出て(一か月以上ぶり)、食欲が出て、そして自力の排泄が可能になったのだ。これはもう驚くべきこと。不思議としかいいようがない。
やせ細ってしまい、身体はダメージを受けていると思うが、いまは小康状態を保っている。というか、19歳の老猫に戻っている。
しかし、いつ何時どうなるかはわからないので、覚悟はしているが、とりあえず、心配をしてくださった皆さま、日向子はどうにか命をつないでおります。
そのことをお伝えしておきますね。
ありがとうございました。




立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19083403.jpg
風の中の今日の日向子です。

風にころがる葉っぱを追いかけておりました。


俳人の川島葵さんには、大変お世話になった。
猫のことはすべて葵さんに相談をしている。
お腹をなでおろすことによって、排便や排尿を助けることができることも教えてもらった。
お医者では教えてもらえない、細やかなケアを教えてもらい、そして心配もしてもらった。
葵さんにはわたしも日向子も感謝をしている。




 小満の猫を抱けば夜の色   川島 葵







立夏、そして奇蹟とも。_f0071480_19082546.jpg





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by fragie777 | 2023-05-06 20:26 | Comments(0)


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