第14回田中裕明賞発表。

5月4日（木）　みどりの日　　旧暦３月15日

今日は午後1時半よりふらんす堂にて「第14回田中裕明賞」の選考会が行われた。

その結果、受賞句集は岩田奎句集『膚』に決定した。

岩田奎句集『膚（はだえ）』（ふらんす堂刊）

岩田奎さま。

ご受賞おめでとうございます。

心よりお祝いをもうしあげます。

応募句集12冊は以下のとおりである。

〇『炎夏』（夕雨音瑞華/2022年3月1日/ふらんす堂）
○『十一月の橋』（杉原祐之/2022年4月9日/ふらんす堂）
○『青水草』（鈴木光影/2022年5月30日/コールサック社）
○『ことり』（小川楓子/2022年6月20日/港の人）
○『ふつうの未来』（越智友亮/2022年6月23日/左右社）
○『深雪晴』（伊藤幹哲/2022年9月25日/文學の森）
○『ぼうぶら』（小山玄紀/2022年11月22日/ふらんす堂）
○『水と茶』（斉藤志歩/2022年11月25日/左右社）
○『まなこ』（椎名果歩/2022年12月6日/ふらんす堂）
○『膚』（岩田奎/2022年12月11日/ふらんす堂）
○『山羊の乳』（渡部有紀子/2022年12月26日/北辰社）
○『丈夫な紙』（山岸由佳/2022年12月28日/素粒社）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【刊行順】

ご応募くださいました皆さま、ありがとうございました。

5月15日（月）に「田中裕明賞」のウエブサイトにて詳細を発表いたします。

それまでもう少しお待ちくださいませ。

選考委員の皆さま。

選考会前に。左より佐藤郁良、髙柳克弘、髙田正子、関悦史の各氏

選考を終えて。

あたらしい選考委員によるはじめての対面式の選考会だった。

選を終えて、選考委員のみなさんが口をそろえておっしゃったことは、やはり対面で出来る選考会はいい、ということ。

それぞれの顔をみながら、話ができるということの大切さを語られていたのだった。

主催者側としてもやっとと言う思いがあり感無量である。

選考委員の皆さま、

応募句集12冊にしっかりと向き合って丁寧に評してくださったこと、有り難うございました。

ご尽力に感謝もうしあげます。

なお、9月30日（土）に吟行会、授賞式、お祝いの会を行う予定。

応募者の皆さまにもできるだけ参加していただきたく思っております。

会場などきまりましたら、ご招待状をお送りする予定です。

日付は動きませんので、いまから予定にいれておいてくださいませ。