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4月28日(金) 旧暦3月9日
ご近所の桐朋学園の桐の花。 (ああ、やっぱ咲いてる)。 もう散りはじめている。 さくのがいつもよりはやい。 今日は、高橋睦郎さんが、逗子よりご来社くださった。 新句集の句稿を持参くださったのである。 午前中の11時すぎにご来社くださって、打ち合わせ。 12時には森賀まりさんもいらっしゃる予定。 森賀まりさんと一度ゆっくりお話をされたいと高橋睦郎さんから伺っていたので、まりさんをお誘いしたのだった。 高橋睦郎さんと森賀まりさん。 お昼をご一緒して、仙川をご案内する。 武者小路実篤公園へ。 実篤公園は新緑がまぶしい。 虹鱒の池のところで。 朴の木があった。 よく見ると、花が咲いている。 高いところに咲いているので裏側しか撮れないが。。。 竹林。 一番おいしい竹の子の食べ方についてのお話。 実篤の庭にはそれはたくさんの木がうえてある。 実篤記念館でビデオを見て、ひと休み。 今日はあいにく、展示室がおやすみだった。 庭は道路をはさんで二つあって、それぞれに池がある。 一つは虹鱒の池、 もう一つは鯉の池。 鯉の池は亀がなかよく並んで甲羅を干していた。 記念撮影。 武者小路さんの庭のかたすみに二人静がひっそりと咲いていた。 実篤邸を出てあるいていくと、 白い花を咲かせている家があった。 ちょうどそこから女性がでてきた。 「この花は何の花ですか」とまりさんが尋ねる。 「みかんの花です。」と言って、指をさして三種類の柑橘系の花をそれぞれ教えてくださった。 ネーブルの花。 温洲蜜柑の花。 夏蜜柑の花。 「柑橘系には不自由しませんね」とわたしが言うと、 「ええ、おかげさまで」とそこの女主はにっこりしたのだった。 今日は、高橋睦郎さんからいろんなお話をうかがった。 ご自身の幼年時代からはじまって現在にいたるまでの、それは大変興味深いお話だった。 いかにいろんな人々との関わり合いによって、今日のご自身があるか、ということであるが、 なかなか普段伺うことのできないお話だった。 すばらしい記憶力をおもちで、中学時代に投稿していたライバルの句や歌などをいまも覚えておられてスラスラと口をついて出て来るのには驚いてしまった。 お話の内容があまりにも濃くて、なんだか脳天をなぐられたような、なんというか、わたしの心臓はまだおどろいたままです。 しかし、森賀さんをまじえてゆっくりとお話をうかがうことができたことは本当に得がたい時間であったと思う。 逗子より2時間半をかけてご来社くださった高橋睦郎さま、 今日はありがとうございました。 密度の濃い一日でした。 お疲れがでませんように。 御句集の編集についてはじっくりと丁寧に取り組みたいと思います。 よろしくお願いいたします。 森賀まりさま、 お誘い出来て良かったです。 楽しかったですね。 まりさんもお疲れがでませんように。
by fragie777
| 2023-04-28 20:34
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Comments(2)
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2009年の朝日の記事の切り抜きが数枚でてきた。
高橋睦郎さんの「花をひろう」の写真付きのエッセイ。 撫子、薔薇、夏花、木蓮、タンポポ、ヒイラギ、百合がある。それぞれに詩歌がそえられてある。 百合の文面にはフランス王家の紋章が百合であると書かれている。フランス王家の紋章という曲を中学の時に吹奏楽コンクールで演奏した。百合に関する山川登美子の絶唱の短歌が興味深い。 髪ながきおとめとうまれ白ユリに額は伏せつつ君をこそ思ヘ 高橋睦郎さん素晴らしい記事をありがとう。
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