燕をよぶ雲。

4月16日（日）　　旧閏暦2月26日

故郷の燕。

「いとこ会」なるものに呼び出されて、故郷の秩父へ帰る。

車で来ることが多かったので、西武秩父の駅に降り立つのは何年ぶりだろうか。。。

この屋根に燕たちがやってきて、巣をつくった。（毎年来ているようだ）

この一角に巣がある。

ここのみではなく、あちこちとある。

二羽並んでいるのわかります？

こんな風に。

人々の合間をぬって飛び交っている。

大きく飛翔する一羽をとらえた。

駅を出ると左手に故郷の山・武甲山がみえる。

削られて痛々しい姿であるが。。。

やはり懐かしい。

子どものころ、毎日毎日見ていた山だ。

送ってもらう帰りの車からの武甲山。

思うに、秩父は雲がいい、

と改めて思ったのだ。

こんな雲どこでも見られるって、

まあ、

そうかもしれないけれど、

この荒々しさが胸にせまってくる。

　燕来る軒の深さに棲みなれし　　　　杉田久女