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4月9日(日) 復活祭 野澤節子忌 旧閏暦2月19日
午後に久しぶりに井の頭公園まで自転車を走らせる。 さくら花青葉の中に散り残るこずゑや春のとまりなるらん 藤原顕季 今日の朝日新聞の「風信」には、小澤實句集『瓦礫抄』が紹介されている。 東日本大震災が起きた2011年の12月から1年間の俳句日記。⒓月3月11日の句は、「春の星拳ふたつをひらきえず」 この句集『瓦礫抄』は、再版が出来上がってきたばかりである。 読んでない方には、一読をおすすめしたい一書である。 そして今日は俳人・野澤節子の忌日である。 1995年(平成7年)の今日桜さくころに、75歳にて亡くなった。 ふらんす堂より『野澤節子全句集』が刊行されている。 野澤節子が好んで詠んだ桜の句をいくつか紹介したい。 初花や雀二羽降る土の上 『飛泉』 さきみちてさくらあをざめゐたるかな 『飛泉』 天よりも地上の暗し八重桜 『駿河蘭』 一山のこらへきれざる花ふぶき 『八朶集』 遣水に音ながれゆく残花かな 『駿河蘭』 池では川鵜が羽をひろげていた。 「何の鳥?」 「カラスかしら?」 「鴨?」 まわりで人々が言い合っている。 わたしの傍らで、スマートフォンで検索をしている女子たちがいる。 「ポージングしてるけど、、何?」って。 わたしは振り向いて、「カワウよ」って教えてあげた。 「カ・ワ・ウ」ってはじめて口にするかのように、その女の子は繰り返した。 ここの池には三羽以上の川鵜がいるのだ。 さっ、ブログ書き終えたぞ。 おそくなっちゃたけど、これから夕ご飯ね。 今日は竹の子ご飯と竹の子の味噌汁。 根三つ葉のお浸し。 カラスガレイの粕漬けの焼魚。 けっこう季節感豊かでしょ。
by fragie777
| 2023-04-09 19:20
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