ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。

3月27日(月)  旧閏暦2月6日


そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。_f0071480_17401915.jpg


「あらっ、まだいたの!?」って思わず小さな声で叫んでしまった。

仕事場へいく途中の畑にいた鶫(つぐみ)である。
ここには二羽の番の鶫がいたはずで、こちらは多分雌。


そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。_f0071480_17402256.jpg

まわりに椋鳥がいたが、雄の鶫は見当たらなかった。

いずれにしても、もう間もなく帰ってしまうだろう。

う~む、

可愛いな。。。。。







今日付けの毎日新聞の「枝折」で、小山玄紀句集『ぼうぶら』を紹介している。

「群青」同人の第1句集。〈風光る松葉全ては見えねども〉。見えないもの、あるはずのないものを感じ取り、詩に紡ぐ。






昨日のブログで「万作」の写真を掲載したのだが、それを見られた詩人の小笠原鳥類さんが、丸山薫の詩についてメールをくださった。
詩そのものは引用されていなかったけれど、鳥類さんのメールを読んで、わたしはその詩を読みたくなった。
ふらんす堂の書庫をさがしてみたところ、その詩をみつけることができた。


短い詩なので、紹介をしてみたい。知る人は知る「詩」だと思う。詩集『北国』収録されている。



 白い自由画

 「春」といふ題で
 私は子供達に自由画を描かせる
 子供達はてんでに絵具を溶くが
 塗る色がなくて 途方に暮れる

 ただ まつ白な山の幾重りと
 ただ まつ白な野の起伏(おきふし)と
 うつすらした墨色の陰翳(かげ)の所々に
 突刺したやうな
 疎林の枝先だけだ

 私はその一枚の空を
 淡いコバルト色に彩(いろど)つてやる
 そして 誤つて 
 まだ濡れてゐる枝間に
 ぽとり! と黄色を滲ませる

 私はすぐに後悔するが
 子供達は却つてよろこぶのだ
 「あゝ まんさくの花が咲いた」と
 子供達はよろこぶのだ





そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。_f0071480_17130664.jpg
万作の花。



いつも思うのですが、丸山さんの詩はビックリするくらい、うまいですし、そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。今の詩人にはあまりないことかどうか。

と小笠原鳥類さん。


その前にある「雪がつもる」という詩も紹介してしまおう。
これもいい詩だ。
詩集『北国』には、短歌が一首記されている。

 雪消えし谿のなぞへに雪よりもましろき花は咲きにけるかも


 雪がつもる



 雪がつもる
 山の上の小さな学校で
 けさも始業の鐘が鳴る

 オルガンがひびき 
 子供達の
 本を読むこゑや
 手を挙げるこゑが
 かん高くきこえる

 そして しばらく
 しんとする

 あゝ あゝ しづかだ
 まつたくしづかだ

 木々が黙つて
 それを聴いてゐる
 何処か谷を隔てた遠くの
 山々の兎や栗鼠達が
 耳を立てゝ じつと
 それを聴いてゐる




鳥類さんは、「たぶん、中学校の図書室ではじめて丸山さんの詩を読んだ」ということである。





今日は集中して、よく仕事をしたと思う。

宅急便を5個つくった。。。




そのうまさが優しさ、心配りの技術であるのです。_f0071480_17403014.jpg

わが家に咲いたミツバツツジ。
やっと三つほど花が咲いた。
ミツバツツジにしてはおどろくほど地味。







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by fragie777 | 2023-03-27 19:01 | Comments(0)


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