カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
3月22日(水) 雀始巣(すずめはじめてすくう) 旧閏暦2月1日
今日は春らしいうららかな一日。 歩いて仕事場へ。 ちかくの畑では、雪柳が目にまぶしい。 まさに盛りである。 別名小米花(こごめばな) 白水の流れた跡や小米花 一茶 雪柳花みちて影やはらかき 沢木欣一 午前中は、仕事をしながらも時に野球WBCの決勝戦の状況がスタッフより伝えられる。 今日はアメリカチームとの対戦だ。 日本のテレビなども大谷選手等の話題をはじめすごい熱狂振りだ。 ふらんす堂のスタッフには野球好きさんもいる。 時に試合状況が告げられる。 そして、「勝ちました!」と。 「おお、やったね!すごいね」と皆で喜ぶ。 「いい試合だったみたいですよ」などなど。 「でも、国と国という試合は、今のご時世、あまり手放しで熱狂したくない気分はあります」とあるスタッフ。 ふーむ。。。 今日はお二人お客さまがみえる。 俳人の櫂未知子さんと鈴木総史さん。 この度、鈴木総史さんが第1句集を上梓されるにあたって相談に見えられたのだ。 担当のPさんが対応。 鈴木総史さんは、先日の「星野立子賞」の授賞式でお目にかかっている。 今年度の「星野立子新人賞」を受賞されたのである。 俳誌「群青」に所属、櫂未知子、佐藤郁良各代表の指導の下で俳句をつくっておられる。今のお住まいは北海道で、北海道の俳誌「雪華」(橋本喜夫主宰)でも学んでいる。「第37回北海道新聞俳句賞本賞」を受賞された。 今日はふらんす堂にあるいろんな本を御覧になって、造本を決められたのだった。 句稿の入稿はすこし先の予定である。 櫂未知子さんとは久しぶりにゆっくりとお目にかかることができた。 櫂さんが、これから取り組んでいきたい俳人などについて、伺いたかったのだ。 そして是非に百句シリーズに執筆をしていただきたいと思っていた。 櫂さんは、三人の俳人の名前をメモに書いて渡してくださった。 誰かはナイショ。 きっとこのうちのどなたかについて、百句シリーズで取り組んでくださることになると思う。 「ちょっと考えてみます」と櫂未知子さん。 わたしはどなたでもいいと思っている。櫂さんにお任せしたい。 楽しみにお待ちするのみである。 鈴木総史さんと櫂未知子さん。 なんと鈴木総史さんのご実家は、ふらんす堂のすぐ近くであるということが分かった。 ふらんす堂からたぶん10分くらいのところだとおもう。 「学校にはいつもふらんす堂の前を通っていってたんです」と鈴木総史さん。 「だから、句集を出すときはふらんす堂でって思ってたんです」 なんと嬉しいこと!! 「サービスしちゃいますね」ってyamaokaは心から申し上げたのだった。 櫂未知子さんからいただいたアネモネ。 アネモネの開ききつたる母の部屋 皆吉 司
by fragie777
| 2023-03-22 19:14
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||