ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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的皪と我が朝は来ぬ。

3月17日(金)  旧暦2月26日


今日は曇り日となった。

黒の革ジャンをはおって黒の帽子を目深にかぶり眼鏡にマスクをしたわたしはまるで怪しいヤツっていう感じだ。

できるだけ気配を消して仕事場へむかう。






今日の藺草慶子さんの「俳句日記」を見て、大笑いをした。


桃の花だから、また叙法の巧みさによってあとくされのない一句となっているけど、(ほんとうにそう……)ってホンの一瞬しみじみと思い、それから笑ってしまう。



的皪と我が朝は来ぬ。_f0071480_18203667.jpg


今日見上げた桃の花。
枝垂れ桃だ。



そして、白木蓮も咲いていた。

的皪と我が朝は来ぬ。_f0071480_18203888.jpg


毎年見上げる。
ただ、よその家の庭先の花なので、バチバチ写真を撮っていると、ほら怪しい女が家を写していると思われる可能性もあるからあんまりじっくりとは写真を撮れない。さっと怪しまれないように撮った一枚である。


ちょっと独特な白木蓮。





今日は、西池冬扇著『臼田亞浪の百句』より。


 白れむの的皪と我が朝は来ぬ    臼田亞浪


斎藤茂吉の世界が透明な赫であれば亞浪の世界は浄雲のような白でおおわれている。この句は臼田亞浪が描く独特な光彩の世界の最後の輝きである。「白れむの的皪」という表現で示した朝日の中の白木蓮の浄い純白で鮮明な輝きを亞浪は見つめる。的皪とは白く光り輝く様子を示す。「我が朝は来ぬ」に自分の求めてきた俳句世界の未来の輝きを詠い上げたのか、それとも今日も一日の生命を与えられたことへの万物への祈りと感謝の言葉なのか、おそらく両方だろう。この年11月11日に臼田亞浪は三度目の脳溢血の発作で逝去する。


亜浪は「白木蓮」が好きだったのかもしれない。ほかにもいい句を残している。
この句はとくにいいと思う。



的皪と我が朝は来ぬ。_f0071480_18460924.jpg

朝の白木蓮。
亜浪の句にあるような凛とした力がみなぎっている白木蓮だ。






明日は、句集『月華』で星野立子賞を受賞された和田華凜さんの授賞式がある。
伺う予定。






的皪と我が朝は来ぬ。_f0071480_19062557.jpg

今朝会った椋鳥。




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by fragie777 | 2023-03-17 19:32 | Comments(0)


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