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2月26日(日) 旧暦2月7日
神代植物園の山茱萸の花。 早春になって咲く黄色の花のひとつである。 金縷梅、山茱萸の花、土佐水木の花、日向水木の花、ひいらぎ南天等、みな黄色の花である。 どれも青い空によく映える。 今日の朝日新聞の「風信」に、池田澄子著『三橋敏雄の百句』が紹介されている。 「あやまちはくりかへします秋の暮」の句に、著者は「一度、こんな句を書いてから死にたい」。 今日はお昼過ぎより、新宿へ出かけた。 デパートにも寄りたかったし、エネルギーあふれる雑踏にも触れたかった。 で、人混みのなかを歩いてみて、思った。 あれっ、わたし、もっと人混みを歩くの上手なはずだったのに。 前のようにスイスイと人に触れずに歩いていけない。 ヤキが回ったかも。。 デパートは春のディスプレイで、色とりどりの春物がたくさん。 これは見るだけ。 楽しかった。。。。 ほぼ2時間半以上うろうろして、結局、鳩居堂で一筆箋5冊とお香(黒方)を一箱購入。 今日は山西雅子著『花の一句』より、2月28日付けのもの。 さんしゆゆの盛りの枝の錯落す 富安風生 まだ、枯色がちなところに、木全体を黄色に煙らせて山茱萸が咲いた。入り組んだたくさんの枝のそれぞれに、数え切れないほどの小さな花が小さな傘形に集まって開いている。その華やぎを「さんしゆゆ」「盛り」「錯落」と、サ音の頭韻で言い留めた句。別名「春黄金花」ともいう山茱萸の輝きが目に浮かぶ。(『冬霞』)季語=山茱萸の花(春) 今日買ってきた「黒方(くろぼう)」をいま焚いているのだが、とても落ち着く香で、好きなお香だ。 「冬の香」とされているらしいが、わたしは一年中楽しんでいる。 ブログにこの香りをのせられたら、ブログを読んでいる人にもともに楽しんでもらえるのだけれど、残念。。。
by fragie777
| 2023-02-26 20:01
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