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2月25日(土) 旧暦2月7日
なんともすごい雛さまたち。 今日は埼玉・飯能市の商店街の雛めぐりをしたのだった。 それぞれの店が商いをしながら、お雛さまを飾っている。 それをめぐって雛祭りを堪能しようというもの。 たくさんのお雛さまを見たのだがそれのうちいくつか。 ウインドウ越しに。 吊し雛。 こんな風にのぞき込んだりして。 それはそれはたくさんの雛さまを見たのだった。 春北風のふく寒い一日だったが、熱い甘酒もふるまわれた。 甘酒をふるまってくれたお兄さんに「どこから来たの?」って聞かれたので「東京」って答えた。 そして友人を指さして、「彼女は千葉よ」って言うと、「そんな遠いところから」って感激されたのだった。 第11回星野立子賞が決まった。 俳句総合誌「俳句」三月号にて発表となった。 第11回星野立子賞 和田華凜句集『月華』 (ふらんす堂刊) 能面の月華を宿す白さかな この一句を選考委員の皆さんが口をそろえて高く評価されていた。 (略)祖父後藤比奈夫は昔から立子先生のファンで息子の名に「立」の時を使ったと聞きます。先師達の憧れの立子先生は私にとっても憧れの存在です。立子忌である三月三日に上梓致しました句集『月華』がこの度、星野立子賞を受賞することができ、この上ない喜びをかみしめております。(略)」(「俳句」三月号「受賞のことば」より) 後藤比奈夫先生は亡くなるまで、この星野立子賞の選考委員をなさっておられた。ご存命であったらどんな喜ばれたかと思う。 以下、『月華』より「雛」を詠んだ句。 明日流すための雛を飾りけり せめて紅つけやり雛を流しけり 須磨琴の音に覚めゆく古雛 千年の木魂にえにし立雛 流し雛見送る空に昼の月 手遊びに折鶴立てて雛立てて 豆雛にしかと檜扇笏のあり 和田華凜さま、ご受賞をこころからお祝い申し上げます。 そして、星野立子新人賞は、 「雨の予感」50句 鈴木総史 「したがふ」50句 千野千佳 ご受賞された皆さま、まことにおめでとうございました。 詳細は「俳句」3月号に記されています。 なお「ふらんす堂通信176号」にても、「第11回星野立子賞」の特集をいたします。
by fragie777
| 2023-02-25 22:11
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