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2月16日(水) 旧暦1月26日
神代植物園の白梅。 ぽつんと一輪のみの薄紅梅。 朝、iPhoneの目覚ましで目がさめた。 のは、いいが、iPhoneがおかしい。 場面が立ち上がらないのだ。 星のような小さな太陽のような〇がみえて、あとは真っ暗。場面がどうやっても見えて来ない。 再起動をかけようとするとブルブルと抗議をするような音をたてる。 しかし、目覚ましだけは鳴る。 どうしたもんかと頭をかかえた。 iPhoneが使えないと、そこでのメールチェックもできず、あらゆる情報が入っているので、もうどうにもならない。 朝のミーティングもLINEだし、携帯電話もかけられず、いつもかけている音楽も聴けない。音楽が聴けないことがこんなに物足らないこととは。そしてもちろんSNSもゲームもだめ。 もうこれは買ったところに持ち込むしかないと腹を決めた。 仕事場に行ってスタッフに状況を説明したところ、スタッフが私の携帯を持って、「どうしたんでしょうねえ、冷えたのかしら」と言いながらiPhoneをやさしく撫でた。そして再起動を試みたところ、あらら、なおったのである。 どうしたのかしら。。 機嫌がわるかったのかしら。 理由がわからないまま、iPhoneはすましていつもどおりである。 まあ、使えるようになったのでいいや、ということで、そのままにしているのだけど、大丈夫かなあ、 ちょっと心配。 昨夕、吉祥寺の吉祥寺東急REIホテルで午後五時より行われた「清水哲男さんを偲ぶ会」について、すこし記しておきたい。 思った以上たくさんの人が集まっていて,知らない方たちもずいぶんいた。 詩人、俳人の関係者だけはなく、長い間にわたってFMラジオ「FMモーニング東京」のパーソナリティをされていた清水哲男さんだったので、ラジオ関係者の方々もずいぶんいらしていたようだ。 会場に飾られた清水哲男さん。(光ってしまっているけれど) 集合写真 ご挨拶をされる何人かの方々の写真を紹介します。(全員でなくてごめんなさい) 最初のご挨拶は鳥越俊太郎さん。 清水哲男さんとは京大時代の同級生でおなじクラスだったということ。 「清水は、いつも恥じらいをもっていた。生きているのが恥ずかしいというふうに」と。 俳人の大串章さん。 やはり清水さんとは同期でクラスメートだった。 「清水は大学時代は熱心に俳句をつくっていた。卒業したら句集を刊行するのかと思ったら詩集を刊行。俳句から離れてしまったのかとおもっていたが、後年、ふたたび俳句への理解をしめし『増殖する歳時記』のような仕事をしてくれたので嬉しかった」とご挨拶。 ご挨拶する詩人の正津勉さん。 ご挨拶する俳人の酒井弘司さん。 歌人の福島泰樹さん。 詩人の小池昌代さん。 「清水さんは素敵な方だった」と。 司会をされた詩人の井川博年さんと、鳥越俊太郎さんは、清水さんとおなじ昭和15年(1940)生まれ。つまり戦前である。 そしてこの年は、紀元節でいうと2600年にあたるのだそうである。それは特別な年であるらしく、おふたりともそのことを強調しておられたのだが。。。戦後生まれのわたしにはちょっとよくわからなかった。 会場にはよく存じ上げている方々もおられた。 大井恒行さんと奥坂まやさん。 「清水哲男さんって、『雪の女王』に登場するカイのようだっていつも思ってたんです」と奥坂さん。 今井聖さんと今井肖子さん。 おふたりとも「増殖する歳時記」の執筆者だった。 大串章主宰とならんで「百鳥」の滝本香世さん。 滝本さんは2015年にふらんす堂から句集『待合室』を上梓されていたのだが、昨夕はじめてお会いしたのだった。 北大路翼さん。 あたらしい俳句サロン「りぼん」をはじめられたということである。 ほかに、詩人の野村喜和夫さんや、俳人の岩淵喜代子さんなどがいらして,ご挨拶をしたのだった。 ひさしぶりに詩人の金井雄二さんにもお目にかかった。 土肥あき子さんは、裏方として一所懸命会のきりもりをされていた。 ラジオ関係者の方のお話などもおもしろく、清水哲男さんがいかに愛された人であったということを思わされた会だった。 とても良い会だった。 頁をひらくと清水さんの写真とご家族のご挨拶がある。 いろんな清水さんがいる。 こちらは、ラジオ番組時代のもの。 そしてくじ引きがあって、36番のわたしが当たったものがこれ。 封筒に入った小さな冊子。 「BD sept. 2017 清水哲男 個人誌5」とある。 頁をひらくと、俳句10句と詩と散文がそれぞれ一篇収録されている。 清水哲男さんを偲ぶ会。 とても良い会でした。 そして関係者のみなさま、お疲れさまでございました。
by fragie777
| 2023-02-16 18:58
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Comments(2)
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山岡編集長さま
お会いできて大変嬉しかったです。5年前の初句集「待合室」では大変お世話になりました。序に、大串章主宰、跋に、清水哲男さんの「香世句八景」をいただきました。つたない句らがどれだけ励ましとなったことでしょう。選んでいただいた表紙の絵も可愛らしくて、自慢の句集となりました。お会いできた縁を哲男さんに感謝いたします。
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滝本香世さま
ご丁寧にありがとうございます。 御句集をおつくりしたことが昨日のように思い出されました。思いもかけなくお会いできましたこと、わたしもとても嬉しく思っております。 清水さんがお引き合わせくださったのですね、きっと。 (yamaoka)
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