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2月7日(火) 旧暦1月17日
朝出かけようとしたら、頭の上で声がした。 四十雀だ。 てんで可愛い。 わが家の庭にも毎日飛んでくるが、用心深くカーテン越しでも人の気配をかんじるとさっと飛び去ってしまう。 しかも四十雀って、鳥の言語をもっていて、いろんな鳴き方をする。 通常はツツッピー、ツツッピーって鳴いているけど、わたしの姿などに気づくと、ジージーって鳴きはじめる。 (へんなヤツがいるぞー、注意しろ-)って言ってるみたい。 「ヘンなヤツじゃないぞー」って言うのだけど、わたしの思いはとうてい汲み取ってもらえない。 最近は雀よりも姿をみかけることが多い。 今日は俳人・山田弘子(1934~2010)の忌日である。 あまりにも突然の急逝だった。 その時のことをご息女で「円虹」主宰の山田佳乃さんは。、最後の句集『月の雛』で次のように記されている。 母・山田弘子の急逝は『月の雛』の句稿をふらんす堂に送った直後のことでした。主宰誌「円虹」の創刊十五周年を迎え、主宰としても俳人としても充実した日々を襲った悲劇でした。 死の直前、母は芦屋ホトトギスの句会に参加し、夜は日本伝統俳句協会の会議に出席して元気な姿を見せていたのですが……。二月十一日、、神戸市東灘区の中勝寺で葬儀が執り行われ、多くの人びとに見守られながら旅立ってゆきました。 わたしもご葬儀に参列したが、とても寒い日であったことを覚えている。 人迎へ人送り春すすみゆく 春すすむその人の椅子空きしまま チューリップ一列転校生緊張 大虚子のごとくに春日ありにけり 風光る少女の似合ふ野球帽 鶯やまだ汚さずに絵具皿 六甲の霞に乗つてゐる書斎 生を問ひ死を問ふさくら咲きにけり 春の句をアットランダムにあげてみた。 春の季節はとくに人の非在を感じるのだろうか。 私のとてつもなく大きな目標であった母を失ったことは言葉では表現できないつらさがあります。しかし、これからは悲しみを乗り越えて母の俳句に対する思いや精神をしっかりと引き継いで前に進んでまいります。 句集『月の雛』にかかれた山田佳乃さんの「あとがき」である。 この言葉どおり、山田佳乃主宰は、頑張っておられる。 お母さまの意志をついで、『京極杞陽の百句』 を刊行された。 目下「山田弘子の百句」にとりくんでおられる。 秋の虹消えたるのちも仰がるる 山田弘子 最近のニュースで知ったのであるが、多摩の水が汚染されていたということ。 汚染というと少しオーバーかもしれないが、発がん性をふくむ有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたとしてが流れたが流れた。ふらんす堂は結構ざわついている。 みな多摩地域の住民である。 緊急に体に変調をきたすことはないらしいが、体の中に年月をかけて有害物質が蓄積されていく、(いやもうされてしまっている)らしい。 わたしの住む三鷹市も、ふらんす堂のある調布市も、けっこう多摩一体の問題である。 →https://www.tokyo-np.co.jp/article/223202 蛇口に浄水装置をつけるか、ペットボトルの水のみをつかうか、ものを茹でるときはどうするか、ペットの水は、お風呂の水は、などなど、なにかと話題になっている。 このあたりいったいの水がきれいだというのは、神話となってしまった。 スタッフの一人は、シャワーするときの蛇口にも浄水器をつけるって言ってたな。 わたしは多分そこまではしないと思う。 「若いあなたたちは徹底してもいいかもね。わたしはいいや」って言ったところ。 徹底するって、たとえば歯ブラシのときのうがいの水をどうするかなんてことも関わってくる。 どうなんだろう。 わたしはいまんとこ、水道水でさっとうがいしているけれど。。。 仙川のオオバンとオオバンの影。
by fragie777
| 2023-02-07 18:53
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