カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
11月23日(水) 虹蔵不見(にじかくれてみえず) 勤労感謝の日 旧暦10月30日
国立・城山公園の紅葉。 せっかくの祝日であるが、雨降りの一日となった。 今日は勤労感謝の日。 日々の勤労を感謝し、今日などはゆっくりしたいところであるが、資料調べに俳句文学館の閲覧室に行く。 ここにはコピーをお願いしてとってもらったまま代金も払っていない資料が預けっぱなしになっている。 いやな顔もしないでスタッフの方々は快く対応してくださる。有難い。 まっ、わたしが代金も払わずに逃げたりしたらえらこっちゃになるわよね。 前回行ったのが、11月1日、とうとう23日ぶりとなってしまった。 もっと早く来る予定であったが、どうにも時間がとれなかった。 12時ころに入室して、お昼もとらずにぶっ続けでおよそ4時間ちかくいたかもしれない。 総合誌「俳句」の10年間に目を通すことができた。 後半はやはりコピーを持って帰ることはできずに、次回にということに。 閲覧室は貸し切り状態でだったが、途中3時ちかくに若い女性がやってきてわたしと同じ時刻まで調べものをしていた。 しかし、疲れた。 R体であるのに根を詰めたせいか、作業をしているときには感じなかったのだが、帰る時はぼおーっとしてちょっと虚ろな状態。 本をよむことはあきらめてずっとiPhoneで音楽を聴いていた。 目下夢中で聴いているやつがある。 ボーイズラブ的に邦訳をすると「君の永遠をオレにくれ!」とでもいうのか、しかも男性ふたりが美しくハモッて、すごくいいのよ。これが。 ほら、わたし腐R女だからさ。 魂をわしづかみにされそうよ、なんてね。 YouTubeで聴いているのでLINEで、聴かせたい人間には送っておく。 でも、よく考えると、「君の永遠をオレにくれ」ってどういうこと?。 考えるとよくわかんないけど、切ないラブコールっていうのはわかるから野暮は言わないことにする。 このブログで紹介してもいいんだけど、音楽の趣味のおしつけになるから、そこまではしないわ。 安心して。。 閑話休題。 今日は奥坂まや著『飯島晴子の百句』より。 綿虫の綿を欲張る天気かな 飯島晴子 綿虫は、俳人好みの季語のひとつだ。雪ばんばの別名のように初雪の頃に出現し、仄かに蒼白くひかりながら飛ぶので、抒情的に詠まれることが多い。 「本意について微細に注意を払うのは、もちろん、既成の本意を超えんがためである」という姿勢を貫いた晴子は、綿虫に対しても、それまでの世界とはまったく異なった空間を提示している。「綿を欲張る」とは、なんと健康的な綿虫! でもちゃんと、冬晴の日をたっぷりと受けて飛ぶ、ふわふわの存在が見えてくる。 すこし前に綿虫をみたな。すぐ目の前を何匹か飛んでいた。 (あっ、綿虫!)って思ったけれど、友人と大切な話をしていたので、言えなかった。。。
by fragie777
| 2022-11-23 20:33
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||