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11月13日(日) 旧暦10月20日
神代植物園の駐車場の冬紅葉。 ここは欅など大木があるる。 久しぶりである。 曇り日ではあるが、寒くなく気持ちのよい休日となった。 銀杏紅葉。 神代植物園内は、楓などの紅葉がはじまったばかりである。 落葉がしきつめられている。 と、その時、 鳥声がした。 「姿みせて」と言ったら、チラッとのみ姿をあらわした。 四十雀だ。 きっとこれからは頻繁にみられることになるだろう。 メタセコイア並木の紅葉。 しまさるすべりの木立。 幹が白くみえるのがそう。 わたしはこの並木がこわい。 真冬になると木立が真っ白に白骨化してなおさら怖くなる。 その先に、わたしの山毛欅の木があるのだ。 右側が山毛欅の木。 また紅葉は一部分のみ。 山毛欅の紅葉はことさら美しい。 つぎに来るときが楽しみ。 水生植物園まで足をのばす。 丘にのぼるとわたしの好きな場所。 榎の大木の下の、 腰をかける。 ここはほとんど人がいない。 赤く見える横一列は、蕎麦が植えられている。 わたしは誰もいないのをいいことに、背筋をそらせて空をあおぐようにしてまったりする。 ああ、いい気持ち。。。 今日は、田中裕明・森賀まり共著『癒しの一句』より。11月9日付けのものより。鑑賞は田中裕明さん。 黄泉坂(よみざか)に橇とおぼしきものありぬ 攝津幸彦 黄泉の国は死後の世界のこと。そこへゆく長い長い下り坂を黄泉坂という。その黄泉坂のまん中に橇のようなものがあるという。では黄泉坂には雪が積もっているのだろうか。橇には誰も乗っていないのだろうか。 作者は黄泉坂のこの世の側にいるのか、あるいはあの世の側にいるのか。橇が俳句の季語というよりも物体そのものを提示している。 読者にいろいろなことを考えさせる俳句だ。ただそれだけでなく、尋常の雪の坂に、誰も乗っていない橇がぽつんとおいてあるという、なつかしい思い出の中の景色が二重写しに浮かんでくるような作品でもある。 作者攝津幸彦は昭和22年(1947)兵庫県生れ。髙柳重信選の「俳句研究」50句競作で登場した。「南国に死してご恩のみなみかぜ」「路地裏を夜汽車と思ふ金魚かな」など言葉のはたらきを十分に活かした作品がある。掲出句は句集『鹿々集』所収。(橇・冬) ボロボロになったフリースをやっと捨てる決心をした。 そして今日は、新しいフリースを購入。 すこし迷ったが、オフホワイトを選ぶ。 目下それを着て、ブログを書いているのだが、 ちょっと白熊になった気分。 わるくない。。。
by fragie777
| 2022-11-13 20:19
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