ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句……

10月6日(木)  旧暦9月11日



作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句……_f0071480_17330682.jpg

名栗湖のほとりに咲いていた秋明菊。




昨日のブログで、山崎るり子さんの詩集『猫まち』を紹介し、ふらんす堂の猫たちとの記念撮影の写真も紹介したのであるが、今朝、仕事場に出勤すると、スタッフたちから苦情を言われた。

「yamaokaさん!片手落ちです」
「猫はほかにもいるじゃないですか!」

そう言われて気づいたのだった。

ということで、さらにふらんす堂の猫たちとの記念撮影です。



作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句……_f0071480_17411145.jpg

猫は陶芸家・矢合直彦氏の作品。
今の仕事場への引っ越し記念に、仙川の陶器のお店でもとめたもの。


作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句……_f0071480_17411577.jpg
この招き猫は、30年ほど前に以前の仕事場に引っ越しのお祝いにいただいたもの。
ふらんす堂の窓から外にむかっていつもこうやってご来客を歓迎しております。

ふらんす堂の猫たちはこのように、詩集『猫まち』がやって来たのを喜んでおります。






作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句……_f0071480_17485860.jpg
「俳句四季」10月号よりの記事を紹介したい。


座談会「最近の名句集を探る」では、森賀まり句集『しみづあたたかをふくむ』が取り上げられている。筑紫磐井氏の司会で、出席者は、大西朋、山崎祐子、四ッ谷龍の各氏。抜粋となるが一部を紹介したい。

筑紫 元々穏やかな作風の方です。この句集、私が読んだ印象では、写実の句もありますが、非常にイメージが豊か、という印象でした。(略)わたしが気に入った句は(略)「こなごなに蜜柑を剝いてくれたりき」。これは田中裕明さんのことかもしれないけれど、不器用な人が蜜柑の皮を剝いているうちに蜜柑がこなごなになってしまったという、その人の人柄まで見えてくるようで、「くれたりき」という過去形もじんとくるところがありました。
四ッ谷 私がこの句集で一番好きなのは、(略)一物仕立てで丁寧に言っている句です。例えば「初氷草の青みの染みわたり」。「染みわたり」までしっかりしつこく言い切っているところがいい。「こはれたる手籠のままに種を採る」。籠が壊れたまま、農家の人がそれを使って種を採っている、細かいところまできっちりと言っています。(略)森賀さんは「灯」という字が好きらしくよく使っています。その中で一番好きだった句は「うすいろの影をいくつも夜店の灯」。ライトにシェードがかかって色々な色になっている、それを繊細に描いていて美しい句です。
大西 全体的に、ものの捉え方が的確で、この作者の柔らかいほほえみそのままのような俳句が存在していました。前句集『瞬く』ではお子さんの句が多かったんですが、今回はあまりなくて、自分自身の現状がリアルに伝わってくる句が多かったです。「覗き見る炬燵の中や母の家」という句はくすりと笑ってしまうような句です。(略)今まで子供に集中してきた視点が親や友達などへシフトしていって、そういった人が大切に描かれていると思いました。今まで重ねてきた人生と情感がさらっと描かれていて、とても惹かれました。元からあるものを見る眼の確かさに幽玄さが加わって、パワーアップした句が見られる句集だと思います。
山崎 私は森賀さんの句集を今回初めて読みました。とてもいい機会を得てありがたいと思いました。「春風に背中ふくらみつつ行けり」。明るい感じの句集の入り方で、この先読んでいくのが楽しみになります。始めのほうに蜘蛛の句が続けてありました。「草の蜘蛛ふはりと何もなき方へ」。緑色した生まれたばかりの蜘蛛をずっと目で追いかけている作者の姿が見えます。そのすぐ後の句で、「秋の蜘蛛息吹きかけてすこし追ふ」。今度は「秋の蜘蛛」なので色合いが違っているのでしょう。頑張れと応援しているような感じで、同じ素材の句を読みながら、読者として作者の気持ちを追いかけていけるような、こういう構成は一冊の句集を読む楽しみだと思いました。


おなじく「俳句四季」10月号の二ノ宮一雄氏による「一望百里」には、山田牧句集『青き方舟』がとり上げられている。

 銀河へと高層ビルのエレベーター
 ばつた跳ぶ大きく地球蹴つて跳ぶ
 うつし世の出入口なす茅の輪かな

時空への広がりを捉えた佳句はある。が、地に足が着き情景以上の広がりを得ている句が多くなっている。







以下は読まなくても結構よ。


「腐女子(ふじょし)」という言葉がある。
ああ、それね、っていう人と、なに、それっていう人と別れるかもしれない。
わたしの若き日には存在していなかった言葉であるが、ここだけのはなし、たぶんわたしはこの「腐女子」のはしりだと思う。
なにゆえ「腐女子」なのか、「当人たちが「世間受けしない趣味を持つ腐った女子」と自虐的に用いたことからという。」ということらしい。
しかし、あなどるなかれ、いまや「腐女子」は日本にはじまって世界を制覇(!?)しつつある。国境をこえて腐女子は連帯しつつあるってわたしはおもっているのだ。
大人の「腐女子」を「貴腐人(きふじん)」とも呼ぶらしい。それもいい。
で、
ある日、親しい人間から言われた。
「あなたは腐R女(ふろうじょ)である」と。
おお、まさに!!
わが意を得たり、そのレッテル。
「腐R女」という言葉をわたしからはじめたい。
しかし、まだまだイッパシの「腐R女」ではないと思っている。
もっともっと甘美なるエロスの深さとおののきへと内向していかねば……と。
しかし、イッパシになるには、娑婆の仕事の分量が多く、それにさく時間がね。。。。

何言ってんだろう、わたしは。。。129.png








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by fragie777 | 2022-10-06 19:01 | Comments(0)


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