ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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秋になったので黄色のスニーカーに。

9月9日(金) 草露白(くさのつゆしろし) 重陽 待宵 旧暦8月14日



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出勤途上の灸花。


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仕事場まで歩くのは本当に久しぶりである。


小糠雨が降っていたがたいしたこともないので、傘はささずに歩く。


この夏は、白のスニーカーで通したが、今日は黄色のハイカットのスニーカーを履いてみた。(この夏にバーゲンで購入)
靴紐はゴム状になっていて結ぶ必要のないものだ。
履くとき、エイコラってちょっと気合いがいるけど(若くないからね)、履いたあとは軽くてまことによろしい。
というわけで、この秋は、この黄色のスニーカーをメインにして歩こう。
(実はこのスニーカー、いろんな色があって、違う色も欲しい……)







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「俳句四季」九月号



遅くなってしまったが、ふらんす堂の句集がとりあげられているので、紹介をしておきたい。


座談会「最近の名句集を探る」より。出席者は大西朋、山崎祐子、四ッ谷龍の各氏。司会は筑紫磐井氏。
増成栗人句集『草蜉蝣』。抜粋して紹介したい。

筑紫 この句集は名句に溢れているというよりも、読んでいて非常に気持のいい、佳句と言うべき句がたくさんあると思います。「耳のみが生き炎天の底にゐる」「考への纏まるまでを緑蔭に」「僧一人攫ひてゆき花吹雪」。(略)この頃私が思うには、俳句は誓子や秋櫻子みたいに個性でぎらぎらと出すものももちろんあるけれども、俳句という形式が作り出す作品というものもあって、それはそれで悪くないんじゃないかという気がしています。
大西 句集名にもなった「草蜉蝣」の句が幾つかあって、その中で惹かれたのが、「草蜉蝣九鬼水軍の島にかな」。草蜉蝣という儚いものと、当時は強かったけれど今は滅んでしまったものを取り合わせるところに意外性がありました。(略)同じ草蜉蝣では後半の方に、「草蜉蝣やはらかな雨来てゐたり」という句があって、こちらは草蜉蝣らしい王道の作り方でした。
四ッ谷 この句集の最初の一年のところを読んで非常に上手い方だなと思って感心しながら読んだんですね。ところが三年目の平成29年辺りから急に作風が変わったような気がして少し戸惑いました。(略)「つぎはぎの風の来てゐる苗障子」。苗障子ってビニールだと思うんですけど、それがびゅんびゅんと風で鳴っているんでしょうね。聴覚的な表現を視覚的に「つぎはぎの」と言ったところがうまいなと思いました。こういうところに私は惹かれるんですけれど、今お二方が言われたとおり、リフレインの句が非常に多い。リフレインは重要な手法だと私は思っていて、それだけ厳しい目で見ているんです。リフレインで作ろうと決めたら、それだけひねりだす必要がある字数を減らせるわけですよ。それだけ楽ができるんですね。そこが引っかかるんです。
山崎 「草蜉蝣九鬼水軍の島にかな」。草蜉蝣の句の中でもっとも共感しました。九鬼水軍と草蜉蝣がよく響き合っていて、さすがだなと思った句です。「岩魚焼き中山道の狐雨」。これもさっき挙がりましたが、「狐雨」という、きらきら光りながら降ってくる雨が、「中仙道」によく似合いますね。中仙道の、狐も出そうな宿場の外れみたいなところで狐雨が降ってくる、異界から降ってくる雨のような印象もあります。九鬼水軍も中仙道も、ここぞという時にうまく固有名詞を生かしておられます。






おなじく九月号の二ノ宮一雄氏による「一望百里」では、友田喜美子句集『春の揚梅』が取り上げられている。抜粋して紹介したい。

句集名は「入門一日目の句会を拙宅で開いた際に師(原田喬)より賜った」「巨いなる春の揚梅友田家は」の短冊から採られたという(あとがき)が、作者自身の「春の揚梅」の句も巻末にある。

 人椅りて春の揚梅ととのひぬ

一巻には奥行きのある句が多くセンスの良さをうかがわせる。
 
 オルガンの運び込まれぬ春隣
 まだ濡れてゐる父と子の箱眼鏡
 赤のまま人の小さくなりゆけり
 








今日は夕方から歯医者さんの予約がしてあった。4時っておもっていたら、携帯が鳴った。
「yamaokaさん、今日は3時半の予約ですよ」って。
「あらら、4時だと思ってました、すぐ行きます」と言って、大急ぎで歯磨きをして、ダッシュで向かった。
この間の時間、たぶん八分くらいかな。
近くに歯医者さんがあるって便利かも。。。。








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井の頭公園のかいつぶりの番。




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by fragie777 | 2022-09-09 18:28 | Comments(0)


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