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8月1日(月) 八朔 旧暦7月4日
「神代22世紀の森」に咲いていた「臭木の花」。 秋の花である。 つよい芳香をはなつ。 ふっと、気配を感じて、 みあげたところに揚羽蝶がいた。 羽がぼろぼろだ。 動く気配がない。 死んでいるのかしら、って思ってカメラをあらためてかまえたら、すでにいなくなっていた。 忽然と姿を消した、、、 そんな感じ。。。。 今朝のテレビで、「八月となりました。夏という感じですね」と女性アナウンサーが言った。 (そうか、、、わたしの感覚とずいぶんちがうなあ……、もう秋っていう感触だもの) 自然をあるけばすでに夏は過ぎ、秋の草花が咲き出し秋の気配が濃厚である。 そして、まもなく立秋となる。 晩夏撫づ腕ながしとも淋しとも 村越化石 晩夏なり誰よりも慾多くして 藤田湘子 晩夏光おとろへし夕 酢は立てり一本の壜の中にて 葛原妙子 今日の午前中だったろうか、ある方からメールをいただいた。 「ふらんす堂通信を送っていただいていた父・Nは逝去いたしましたので、本人の抹消と郵送物の停止をお願いいたします。生前に父がお世話になり、ありがとうございました」 とあり、Nさまのご長男さまからのご丁寧なメールだった。 お調べしたところ、なんと2004年からずっと「友の会」の会員でいらして、「ふらんす堂通信」を詠みつづけて下さっていたのだ。投句は172号までされている。亡くなる寸前まで投句もされていたのだった。 多分お会いしたこともなければ、お話したこともない方かもしれない。しかし、18年間に亘って一度も休むこともなく「通信」をとり続けてくださっていたことをしみじみと嬉しく有難く思ったのだった。 これまでのお引き立てを感謝するとともに、 N氏のご冥福をこころよりお祈り申し上げたい。 「ふらんす堂通信」はほんとうに小冊子である。 そうであってもわたしたちは頑張って気合いをいれていい冊子にしようと思っている。 愛読してくださっている方々のためにも。。。 どうぞ、「友の会」の皆さま、そして「通信」に関わってくださっている皆さま、あるいはお手にされている皆さま、「通信」へのご希望やご意見がありましたら、なんなりとおっしゃってくださいませ。 さらに魅力ある冊子にしていきたいと思っております。 ![]() このブログを書いていたら、「ふらんす堂通信」に「わたしのプルースト」を連載してくださっている高遠弘美さんからメールをいただいた。 なんと、「プルースト没後百年の二〇二二年には」とあるべきものが、「プルースト没後百十年の二〇二二年には」となってしまっているというご指摘である。(ひゃー ![]() いただいた原稿では「百年」となっていたのだが、いったいどこで「百十年」と。著者校もお願いしているのだが、すでにスタッフは帰ってしまったので、原因をさぐるべく手立てがない。 明日、究明したい。 次号に訂正記事を掲載いたします。 執筆者の高遠氏にはお詫びを申し上げます。 頑張りたいって言った直後にお恥ずかしいわ。 ![]() 「
by fragie777
| 2022-08-01 18:49
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