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7月1日(金) 富士開き 旧暦6月3日
夕暮れを仙川に沿って家に帰る。 水を飲みにおりてきた雀。 夕焼けのなかの一羽の軽鴨。 夕日の川にうかぶ軽鴨二羽。 水に映った姿の方が鮮明である。 まるで森の中にいるかのよう。 そこに翡翠がやってきた。 翡翠も夕日に染めあげられている。 水の中に飛び込んだかとおもうとあっという間に姿を消した。 つい最近、テレビの「アドマチック天国」という番組で仙川の街が紹介されたらしい。 この「アドマチック天国」では、仙川はよく紹介されて、今度で多分三度目ではないかと思う。 わたしはほとんど見そびれているのだけれど。 紹介されるお店はすべてよく知っているお店ばかりだ。それもすべてご近所である。 お蕎麦屋さんが紹介されたが、このお蕎麦屋さんは友人がやっている。 福岡市にお住まいの俳人の秦夕美さんが見ておられたようで、先日お電話をくださった。 「そういえば、おたくの仙川がテレビにでていたわよ」 「あら、御覧になったのですか。わたしは見そびれてしまったのですけれど」 「うん、見た。いい町ね」と秦さん。 「そうなんです、ほんと活気があっていい町なんです。紹介されてたお店はよく利用するところばかりなんです」と、わたしはすぐに仙川自慢をしてしまう。 ふらんす堂にいらっしゃるお客さまが口をそろえて「いい町ですね!」っておっしゃる。 「ああ、本当は秦さんには仙川にいらしていただいて、仙川の街をご案内したいです」 「わたしはもう無理、東京に行くこともないでしょう」と秦さん。 でも、いつか本当にいらしていただきたいとわたしは思っているのだ。。。。 総合誌「短歌」7月号の後藤由紀惠さんによる「歌集歌書を読む」に、徳高博子歌集『ジョットの真青』がとりあげられている。 抜粋して紹介したい。 凛として生きむと選りしか黒き服つねに何かと戦ひてゐき 膵臓がんの闘病中に上梓された第五歌集。三章におさめられた闘病の歌の気丈さが胸を打つ。 ロザリオの祈り一環唱へ終へ静けき夜の闇に吾が居り コロナ禍の状況は祈りの形も変えてしまったが、祈りの言葉が絶えた後の闇の中にあるのは孤独であり、充足感でもあろう。 ふらんす堂のサーキュレーターが壊れてしまった。 暑い夏に風をおくるべく長年活躍してくれたものだ。 さっそくスタッフがあたらしいものを取り寄せた。 「あら、これがそうなんだ」とわたしは新品のそれをつくづくと見た。 「ロボットみたいで可愛らしいじゃない、とりわけ顔がピンク色でね」とわたしが言うと、 そこにいた三人のスタッフたちば全員怪訝そうな顔をする。 そして購入したPさんが、 「ピンク?! 黄色の筈ですけど。トイレの色にあわせて」と。 「ええ、黄色、これが、、、」とわたしはもう一度見直す。 やはりオレンジかかったピンクに見える。 「みんなは黄色に見えるの」と聞くと、みな一様に頷く。 で、写真に撮ってみた。 すると、写真では黄色なのだ。 ヘンなの。。 ふたたび実物を肉眼で見る。やはり黄色というよりピンクなのだ。 「あーあ、R化によって目もイカレちゃったのかなあ。」とちょっとショックである。
by fragie777
| 2022-07-01 18:22
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