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5月19日(木) 旧暦4月19日
今日は蛇の写真をのせます。 苦手な方は見ないでくださいませね。 この頃の季節になるとこうして川をはなれて陸にあがって休んでいるのをよく見かける。 ![]() こちらは烏。 ハシボソカラスだ。 賢そうないい顔をしている。 仙川を蛇が上流をめざして泳いでいた。 赤い舌をチロチロと見せながら。。。 ほれぼれするような美しい泳ぎである。 あっという間に姿がみえなくなってしまった。 蛇の動きの残像だけがあたりを支配している。 この季節、軽鴨の卵や雛、あるいは翡翠の雛たちを狙っているのかもしれない。 蛇ころしたる空の青さの和み 中塚一碧楼 草叢むらに動かぬ蛇の目と遭ひぬ 長谷川素逝 音楽漂う岸侵しゆく蛇の飢 赤尾兜子 蛇泳ぎをり腰らしきところあり 渡辺鮎太 赤楝蛇みづをわたれるときのまはものより逃げむさまならなくに 斎藤茂吉 昨日づけの讀賣新聞の長谷川櫂氏の「四季」は、森賀まり句集『しみづあたたかをふくむ』より。 さくらんぼ真赤な方をくれにけり 森賀まり 「赤、紅、朱、黄、濃淡とりどりのサクランボ。眺めているだけで楽しい」と長谷川さん。もうまもなくサクランボの季節である。近頃のサクランボは店頭で売られているものも、大粒のものが大きくて総じて甘い。そして皆、完璧といってよいほど真っ赤である。一目ではそれほどの赤の濃淡の違いはわからないほど、赤の色にスキがない。しかし、作者は無類のサクランボ好きなのか、真っ赤かそうでないかその微妙な赤の違いがわかるのである。「真赤の方」とは、より甘いやつをくれたということである。「くれにけり」という措辞からも、心おきない人間関係のように思える。自身の子どもであったり、あるいは親であったり、きっとそういう距離の人が「くれた」サクランボなのだ。いいなあ、わたしもより赤い方のサクランボをくれるような人間関係をつくっていきたい。と書いて、いやいや今からじゃちょっと遅いかもねー。と思った。 ちょっと余談ね。 家のインターフォンがここ数年、いやもっとか、調子がわるい。 どう悪いかっていうと、まず、チャイムがならないことがある。 だから、受け取るべき荷物を受け取りそこねたりする。 また、都合良くチャイムを聴きとめ、受話器ではーいと返事をしても、相手側に伝わらないことがあり、あるいは相手の声が聞こえないということもある。 まっ、小さな家なのでチャイムを聴きとめたら、その場所で「はーい」とデッカイ声で返事をして、二階にいたらバタバタと勢いよく階段をおりれば、相手には在住が伝わる。 いままでそうしてきたが、ここで思い切って20年以上ぶりにチャイムを付け替えることにした。 で、知ったのだが、いまって相手の顔が見えるようになっているらしい。そしてどこにいても返事ができ、それが相手にちゃんと伝わる。そういう「できるインターホン」となっている様子。狭い家なので大仰なものは必要ないが、「来訪者の顔が分かった方がいいですよ」というすすめもあってそれを設置することにした。実はそういうの必要かな、マンションならともかく、窓の多い家なので窓から覗けば良いじゃんともおもうのだが、「いまはどこの家でもそういうのをとりつけてます、防犯上」と言われ、そういうものか、と一応納得したのだった。 来週には業者さんがやってきて、新しいインターフォンがつく。そしたら、お客さんがたくさんやってこないかなあなんて一瞬思ったけれど、無理よ、だいたいわたし家にいないんだから。。。 楓若葉。
by fragie777
| 2022-05-19 19:25
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