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4月30日(土) 牡丹華(ぼたんさく) 旧暦3月30日
4月最後の日。 今日は晴れた。 わたしとスタッフのPさんは、朝7時に東京をたち関越自動車道にのって前橋市にむかう。 前橋文学館(萩原朔太郎記念館)で開催されている「岸田将幸展」をみるためと、3時より開催されるを鼎談「詩、からだ、未来」を拝聴するためである。 詩人:岸田将幸の詩集『風の領分』(子午線刊)が第29回萩原朔太郎賞を受賞されたことの「岸田将幸展」である。 関越の渋滞を懸念してはやく東京を発ったのは正解であったが、思った以上に早くついてしまい、前橋市についたのが9時半。 鼎談は、午後三時より。 展示などは昼食を食べてからということにして、前橋市をすこし散歩することにした。 朝早いということと、休日であることと、街中は閑散としている。 欅若葉が見事である。 商店街もシャッターが閉まっていて、店はほとんどやっていない。 街中を通る廣瀬川。 柳が風にふかれていた。 前橋文学館はこの川沿いにある。 前橋文学館(萩原朔太郎記念館)。 萩原朔太郎が川の方をみつめてものうげに立っている。 この文学館の相向かいには、萩原朔太郎の生家の一部が移築されてある。 朔太郎の書斎。 なかには大きな机が置かれていた。 ガラス越しに写真を撮ってみたが、うまく撮れなかった。 屋根には二匹の猫が。。 こちらは離れの一部。 ここにお客は通されたということだ。 北原白秋、室生犀星など。 一匹の犬が空(月?)に向かって吠えている。 よく見ると体中に詩が書かれている。 蔵。 なかに入れるようになっていて、しばし、なかでゆっくりする。 先の門をでて廣瀬川をわたると前橋文学館である。 朔太郎愛用のマンドリンとハット。 文学館に隣接のカフェでランチ。 そしていよいよ中へ。 「旅上」と題した朔太郎の詩。 おお、なんとこの詩は、ふらんす堂の詩である。。。 はなはだ勝手ながら、この詩の「ふらんす」から「ふらんす堂」は来ているのだ。(ふらんす堂のホームページ参照) 壁に書かれた朔太郎の詩、そしてこのテントのようなものは? これ岸田将幸さんの『風の領分』の詩の一節が書かれており、この中にはいると岸田さんが詩を朗読する声が聞こえて来る。 ここまでブログを書いてきて、すでに零時をまわってしまった。 岸田将幸さんの展示や鼎談などは、明日紹介したい。 鼎談はすばらしくおもしろかった。 闘志をみなぎらせたボクサーのように登場した中尾太一さん、やや伏し目がちに優しいおももちの岸田将幸さん、凛々しい知性をまとった藤原安紀子さん。 このレポートは、楽しそうにメモをとっていたスタッフのPーさんが明日までにまとめてくれるそうだ。 楽しみにしていただきたい。
by fragie777
| 2022-04-30 23:29
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