カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
4月16日(土) 旧暦3月16日
今日は快晴とは言えないが、どうにか晴れている。 武蔵野を歩くにはいい天気である。すこし寒いけど。 ということで、国立・谷保を歩く。 今日は二輪草の群生が素晴らしかった。 城山公園のこの森では毎年必ず、二輪草が咲きあふれる。 しばし、二輪草と一緒に風に吹かれてみません? 雑木林の木立の向こうにひっそりと咲いている。 白くなっているところがそう。 かなり広い範囲である。 風はここちよく、静かである。 日のあたるところもそうでないところも。 一面の二輪草。 わたしは友人たちから離れてしばらくここで過ごしたのだった。 秋になるとここは「狐の剃刀」が群生する。 秋は、森の様相が一変してしまう。 忙しい仕事を離れてこうして二輪草の揺れを見ているのも、いいものである。 ああ、気持ちいい。 わたしは大きくのびをする。 そして 今日は山藤が見事だった。 谷保天神裏の山藤である。 荒々しいまでの山藤。 山藤のけむりのごとく咲き古ぶ 宮津昭彦 山藤は山藤を吐きつづけおり 五島高資 山藤の高きを見上げ、足元の二輪草に憩い、郊外の春を堪能した一日となった。 山藤を見上げる足元には、いたるところに「地獄の釜の蓋」。 そうそう、俳人の石田郷子さんが、このブログの「鷹」をみて、 「よく見れたね! あれはツミの雌だよ」と教えてくれた。 「ええ、そうなの、やはりツミなの?」 「そうだよ、オスはもっと小さいからね」と郷子さん。 さすがである。彼女の中には野生の魂が息づいているのである。 一緒に野遊びをしていても、誰よりもはやく鳥の声を聞き分け、草花をみわける。 特別な五感が備わっているのではないかと思うことがある。 「それじゃ、鷹をあんな風にみられたってこと、ラッキーだったって思っていいのかしら。」と聞くと、 「そうだと思うよ。」と郷子さん。 わたしは嬉しくなってしまった。 ということで、あの鷹をもう一度ここにアップしますね。 「雀鷹(つみ)」の雌だそうです。 こんな風にもう会えないかもしれない。。。
by fragie777
| 2022-04-16 22:21
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||