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4月11日(月) 旧暦3月11日
神代植物園近辺にいた「鶫(つぐみ)」 鶫はいま盛んに見られる。 確か鶫も渡り鳥である。 芽吹く木木のなかで、いちはやくすさまじい勢いで芽吹いているのが、「桂」の木である。 神代植物園内の雑木林のなかでも、「桂」の緑はいちだんと眩しい。 先にあるあざやかな木々が桂の木。 葉をみるとすぐ分かる。ハート型の葉だ。 芽吹きの段階なので、小さな葉であるが、すでに桂の葉の形態をなしている。 こちらの桂の林は、わたしが「鷹」を見つけたところだと思う。 あの時より大分様相が変わって、芽吹きの木々となってしまった。 あのあたりだったかしら、鷹がいたのは。などと思ってみるが、 ちょっと皆目わからない。 が、 驚いたことに、いままで目にしたことのない風景が。。 一台の大きな望遠鏡が据えられていて、この木々あたりを見据えている。 そばに割腹のよろしいおじさまがいて、たまに望遠鏡をのぞいたりしているが、あとはベンチに腰をかけて携帯電話をかけたりしている。 あの角度からするとやはり「鷹狙いか」 始めて見る光景だ。 わたしが見た鷹はこの桂の木のどこかに止まっていたのだ。 何度かじいっと目を凝らしてみたが、鷹の姿はなかった。 あんな風に鷹を目にすることができたのはなんともラッキーだったのかもしれない。 桂の木は、大木となる。 鷹が巣をつくったりするのには、ふさわしいのだろう、きっと。 「引鴨」の様子が見たいとこのブログに書いたところ、今朝、俳人の高橋白崔さんが、 「多摩川ではこんな感じで帰ってます」というメールとともに写真を送ってくださった。 わあ、見事なまでに「鍵型」である。 (こんな風に見られるんだ……) いつごろの時間なのか高橋白崔さんにはうかがっていないのだけれど、いいなあ、わたしも見てみたい。 どうすれば見られるんだろう。 ずっと空を瞠っていないと見られないのかしら。。。。(だと無理だ。。) これをみるとやはりリーダー格の鴨がいて、先頭にたって皆を引っ張るようにして飛んでいる。 これは交替するのかしら。 かなりのリスクをおかしても渡ってきて帰るということだから、たいへんな旅がはじまるのだろう。 鳥風に鳴つて玻璃戸の耀ける 高橋白崔 飛ばぬこと選びし鳥や木の芽吹く 〃 今日は「ふらんす堂通信」の校正ゲラをよみ。ゲラをおくったりメールを書いたりで一日が終わる。 途中、布田(ふだ)駅まで用事があって出かける。 布田駅は、仙川から調布方面にむかって4つ先の駅にあって、そしてあまり降りることがないのであるが、降りてみてずいぶん長閑なところであることを実感。 仙川はここ10年間くらいでおどろくほど垢抜けた町になってしまった。。。 わたしを含めて従来より住んでいる人間は変わらないのだけれど、ともかく若い世代の家族がふえ、子どもが多いことに驚く。 いまの日本の社会全体からいえば、珍しい風景なのかも。。。 よく分からんが。。。 桜の木にも鶫が。。。
by fragie777
| 2022-04-11 18:55
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