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3月27日(日) 旧暦2月25日
今日はあたたかな晴れた一日となった。 東京の桜は、今日、満開となったとニュースで告げていた。 お花見に多くの人がくりだしたことだろう。 わたしは昨日神代植物園と仙川沿いの桜を見たのであるが、どちらもおどろくほど人が少なく贅沢なお花見となった。 とりわけ神代植物園は人がいない。 それが素晴らしい。 「わあ、この桜可愛い!!」って若い女性たちが、記念写真を撮っていた。 咲いている桜のなかでもひときわピンク色がつよい桜である。 確かに鮮やかなピンク色をしていて、可愛らしい桜である。 (あなたたちにぴったりの桜ね)ってわたしは彼女らに心のなかで告げたのだった。 こちらは枝垂桜。 毎年のように見ているが、ため息がでてしまいそうなるほどはんなりとして美しい。 垂れて地につかんばかりである。 そっと触れてみる。 神代植物園にはほかにもいろいろな桜があって、とりわけ、昨日鷹に出逢った木々のちかくに咲く桜が荒々しい様相があっていい。 山桜もあり、その場所はやや暗くてあまり人がよりつかず、晴れやかというのとは異なったやや湿った気が漂っている。 それが「桜」という花のもうひとつのなにか、を感じさせるのである。 今日は、田中裕明・森賀まり共著『癒しの一句』より、3月30日の日づけのものを紹介したい。 鑑賞者は田中裕明さん。 命二ツの中に生たる桜かな 松尾芭蕉 「水口にて二十年を経て故人に逢ふ」という前書がある。個人とは服部土芳のこと。故人という言葉は、現代では亡くなった人という意味につかわれるが、この発句の場合は懐かしい友人という意味である。そうだけれど、山の中の道を歩いていて、亡くなったと聞いていた懐かしい人に出逢ったととって、とれないこともない。 西行法師の「年たけて又こゆべしと思ひきや命なりけりさやの中山」といういう歌に遠く響いている。 二〇年振りに再会した先生と弟子の悦びを桜の花の盛りが包み込んでいる。 芭蕉の桜の俳句では、「さまざまなこと思ひ出す桜かな」などもある。めでたさと不吉な感じが交叉する。 桜はいうまでもなく、花の代表である。花といえば桜のことである。花の散り際が日本人の感覚の何かに触れるところがあるのだろう。そういう潔さのあらわれの桜と、二〇年振りに出逢った二人の男。 掲出句は一六八五年作、『甲子吟行(きのえねぎんこう)』所収。(桜・春) 以下余談ながら、 桜の季節ということだからでは決してないと思うが、お昼に急にフレンチトーストが食べたくなった。 食材をおもいめぐらしたところ、一応はある。 で、作ってみることにした。 インターネット上で検索して、作り方をさがす。 あった。 これでいこう、と最初に目にとびこんできたヤツで作ることにした。 お恥ずかしい話だが、わたしはこれまでの人生において、「フレンチトースト」を作ったのはたぶん二回目ではないだろうか。 パン屋さんなどで売っているものを買ったことは1.2度あるし、カフェで頼んだことも1,2度あるかもしれないが、あまり親しい食べ物ではない。食事に甘いものというのは、あまり歓迎しないのだ。卵もそれほど好きではない。 が、今日は無性に食べたかったのである。 レシピに忠実に、つくったのがこれ。 出来あがりの見た目がいいのか悪いのかは、フレンチトーストに詳しくないのでよくわからない。 が、美味かった! 蜂蜜をほんのりかけて食したのであるが、悪くない。 しかし、癖になりそうではない。 おいしかったけれど食事はやはり甘くないものの方がよい、というのが、とりあえずの感想、かな。。。。 ちなみにランチョンマットが敷いてあるが、基本、わたしはランチョンマットを敷いて食事をすることはない。 めんどくさいし、不要よね。(がっついていることもある) 今日はブログに紹介するので、数だけはあるランチョンマットの一つを選んで敷いてみた。 要するに気取ってみたんだけど、どう? ランチョンマットははじめて敷かれてうれしそうだったけど。 フレンチトーストを食べた後は、自転車で仕事場にむかう。 夕方6時過ぎまで仕事をした。 今日の雀。
by fragie777
| 2022-03-27 21:37
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