カテゴリ
以前の記事
最新のコメント
検索
外部リンク
画像一覧
|
3月26日(土) 桜始開(さくらはじめてひらく) 旧暦2月27日
春荒の一日となった。 薄曇りではあったが、神代植物園まで自転車をとばす。 やっと開園になったのだ。 桜も咲いているだろう。 辛夷の花。 並ぶようにして、 白木蓮。 若い二人連れがやってきて、「どっちか辛夷でどっちがはくれんか、よくわかんないのよ」って言っている。 (ええっ!!) そ、そんな。 違いは一目瞭然。 ってわたしは思う。 こちらは辛夷。 こちらは白木蓮。 辛夷は軽やかで、はくれんは重たい。 辛夷の花びらは紙片のよう、はくれんはぼってりと厚い。 遠くにいたってわかっちゃうわよ。 わたしは辛夷の方が圧倒的に好きである。 今日はじめて肉眼で鷹を見つけた。 この木々にいるのであるが、わかるだろうか。 注意深く見れば、わかる。 はじめは、大きな烏かと思った。それにしては黒くない。 鳩では大きすぎる。 (鷹かも!?)って思ったら興奮してきた。 カメラを精いっぱいズームにしてみる。 うしろ姿だ。 嘴が猛禽類のものだ。 翼をひろげた。 しずかに位置をかえてみる。 やはり、鷹だ。 足元に赤いものがある。 なんだ? 赤は血の色らしい。骨のようなものがある。 捕えた獲物のようだ。 食事中だった。 嘴の先にも何かついている。 写真を撮っているときは、この足元の赤いものなどは全然気づかなかった。 わたしはますます興奮してくる。 鷹よ、鷹にこうして会うなんて! 違う方向からカメラを向ける。 口を開いたその嘴の先に獲物が引っ掛かっている。 いやはや、なんとも。。 かなりの時間を鷹をみて過ごす。 あたりに人はいない。 女性がひとりやってきたので、「鷹がいるんです」って教えてあげようと思ったけど、やめた。 わたしだけのものにしておこう。 この目。 胸の筋肉がすごい。 わたしがかつて仙川付近でチラッとその姿をとらえた「ツミ」だろうか。 しかし、「ツミ」にしては大きいのである。 野鳥ガイドで調べたところ、「ハイタカ」かもしれない。 (鷹の種類にくわしくないので間違っていたらごめんなさい) こんな風にわたしを見下していたんだ。 わたしは名残惜しさを感じながら、 「さよなら、鷹さん。また姿みせてね」と言って別れを告げた。 そして5,6歩あるいて振り返ると鷹の姿はすでになかった。 空に目をやると、一羽のおおきな鳥が弧をえがいて飛び去っていったのだった。 申し分のない休日となった。 とはいえ、午後3時には仕事場にって予定の仕事をしあげる。 今日の仙川商店街の雀。 うしろ姿。
by fragie777
| 2022-03-26 21:03
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||