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3月23日(水) 旧暦2月21日
今朝は昨日よりもっと寒かった。 家の前の畑におりた霜。 春の霜である。 「やっぱり寒いわけよ」って言いながら、触ってみた。 水気をふくんでいてヒヤッとして、冷たかった。 二月だったかしら、やはりこのブログで「春の霜」の写真をアップしたことがある。 その時は、わが裸足までも公開して呆れられたが、今回はそのようなものはお目にかけてはいけないと、写真には撮らずにおきました。。 やっぱり裸足にサンダルをつっかけただけでしたけれど。。 解けるのは時間の問題だ。 道のべに春霜解けてにじむほど 皆吉爽雨 仕事場へあるいて行く途中の公園で雪柳が満開である。 別名、小米花、えくぼ花、など。 一筋や走り咲きたる小米花 鈴木花蓑 雪柳さらりと女盛り過ぐ 高橋淡路女 この雪柳の向こうにちょっと変わったブランコのようなものが見えるでしょう。 子どもたちに人気があるブランコなのである。 テレビでも紹介されたということで、休日などこのブランコに乗るために遠くからやってきて列をつくっているようだ。 じつは、わたしも乗ってみたい。 大人用ではないので、乗り心地はよくないと思うが、どんなもんなんだろうって興味がある。 でも、とても人がいるところでは乗れない。 あたりに誰もいない夜、そっと一人やってきて乗ってみたいのだ。 傍(はた)からみたら、誰もいない夜の公園で宇宙船のようなブランコに乗って一人漕ぐR女、ちょっとあまりいただけない、とは思うけど。。。 思うにやはりこれは小さな子用で、座布団のように真ん中にちょこんとすわって、漕いで貰うっていうのが楽しいのかもしれない。 だからもう少し大きい円盤だったら、わたしも楽しいはず。。 今日も読み合わせに仕事時間のほとんどを費やす。 昼食を食べた後なのでどうしても眠くなる。 読み上げているといつの間にか瞼がおもくなる。 「ああ、眠くなっちゃった。ちょっと待って水飲んでくる」と言って席をたち、ペットボトルの水を飲む。 珈琲も念の為飲んでおいたのに、効かないようだ。 しばらくするとまた眠くなる、どうしようもなく眠い。 それを見ていたスタッフがやおら立ち上がって、「セブンで眠くならないもの買ってきます」と。 買ってきてくれたのが、これ。 「おお、ありがと」と言ってすぐさま飲んだのだが、味は「リポビタンD」に似ている。 そして、素晴らしい効き目で、眠気から解放された。 「午後3時以降は飲まない方がいいですよ。夜眠れなくなるから」とスタッフ。 大牧広全句集の初句索引の読み合わせをしているのだが、おもわずクスリって笑ってしまうことが多々ある。 いままで全句集をおつくりした俳人の方とちょっと違う味があって、たとえば、しょっぱなのア行から、「ああ五月」「ああ四月」「あゝと言ひ」「ああ弥生」「ああ余震」「ああ吾は」とつづくのである。中七下五を詠むとさらに味わいが深いのであるが、ときどきわたしたちはウフッって笑いあって「面白いよね、大牧先生」と言い合ったりする。含羞とさびしさをともなって俳句がときに立ちあがってくる。 あゝと言ひあとは無言や花の下 大牧広 昨夜の雨に濡れていたパンジー
by fragie777
| 2022-03-23 19:14
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