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3月20日(日) 旧暦2月18日 今日はふと思い立って首都高速に乗って、六本木にある国立新美術館へ行く。 メトロポリタン美術館展をやっているのだ。 思い立って行った展覧会にしては面白かった。 1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。 本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。 フラ・アンジェリコ、ラファエロ、クラーナハ、ティツィアーノ、エル・グレコから、カラヴァッジョ、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール、レンブラント、 フェルメール、ルーベンス、ベラスケス、プッサン、ヴァトー、ブーシェ、そしてゴヤ、ターナー、クールベ、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌまで、時代順に3章構成でご紹介します。メトロポリタン美術館が誇る至高の名画を、ぜひご堪能ください。 概要である。 展覧会を見終えておもったことは、15世紀から19世紀までの本物による贅沢なヨーロッパの美術絵画史をひととおり学んだというような感じだった。かつてフィレンツェの修道院で見たフラ・アンジェリコの作品もあり、わたしの好きなベラスケスも、カラヴァッジョもあった。 上質な美術の講義なので、ひととおり絵を見終えると、こんなコーナーがある。 写真撮影が許されていたので、すこしだけ紹介をしておきたい。 スクリーンにヨーロッパの地図と代表的な作品が映し出され、それぜれの絵画の紹介とその年代が表記され、そこに主だった出来事が簡単に記されているのである。見てきたものの位置づけができ、絵画のおさらいができるようになっている。(まさに学びの会である) いくつか紹介したい。すごい速さで画面がかわるので、写真をとるのも大急ぎである。 ディーリッケ・バウツ 「聖母子」 カラヴァッジョ。「音楽家たち」 ベラスケス。「男性の肖像」 フェルメール。「信仰の寓意」 色がちょっとおかしい。 左側のカーテンが素晴らしかった。 ゴッホ。 展覧会をみた後、ちょっと阿保らしいかもしれないのだが、その日に見た絵画作品のなかで一つだけ持って帰って家にかざってもいいとしたらどれを貰う?という質問を自分に投げかけることにしている。 わたしは、今日の作品では、このゴッホがいいと思った。ターナーの絵にも惹かれたが、最終的にはこのゴッホである。人間が描かれているものはどうも家にかざるのは生々しくて、落ち着かない。などと真剣におもったりするのだが、お馬鹿でしょう。 そして、これはアドバイスです。 もしこれからこのメトロポリタン美術館展に行こうと予定されている方への。 展覧会の会場をでたところにいろんなグッズを売っているお店があるのだが、その奥にコンピュータの最新技術を駆使したコーナーがある。 そこに是非に行ってほしい。 それはわたしたちも過去の絵に入り込める、というものだ。 これはチケットにもポスターにもなっているジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」と題した有名な作品である。 女占い師ひきいる一団が、若い男をだまして金をまきあげようとしている場面である。 なんと、わたしもこの一団に加わってしまったのだ。 それが、これ。 笑うな。。。。 わたしに似てないって、そうよね。 でも、へんな眼鏡でわかるでしょ。 これは誰でも無料で体験できます。 記念に是非にあなたも。。。 これはグッズ販売で売られていたもの。 今日の展示とは関係ないが、気に入ってしまった。 さっそくバッグにつけたのだった。 ピカソのおじさまである。 いいでしょ。
by fragie777
| 2022-03-20 22:08
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