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2月28日(月) 旧暦1月18日
ご近所の畑の一角に咲いていた白梅。 八重の白梅だ。 ちょっと薔薇を思わせるような咲きぶりである。 梅は、「バラ科サクラ属」であるから、そう感じてもおかしくないのかもしれない。 ご近所の畑の一角というのが、いかにも私の家の近辺らしいと思う。 こんな風に無造作に咲いている。 わたしの家のあたりは住宅街であってもあちこちに畑などがあり、洗練からほど遠い地域である。 そこが結構すき。 そのあたりを銀色のダウンをはおって真っ赤な靴をはき首からiPhoneをぶらさげて自転車にまたがったへんてこなR女がウロウロしているというわけね。 わたしのことだけど。 誰もへんな目でみないっていうところが素晴らしい。(って私が思っているだけかもしれないけどさ) 今日で2月はおしまい。 税金の振込などあって、いくつかの銀行をいったりきたりする。 月末の月曜日ということで尋常でない混み方である。 ある銀行など入口から人が大きくはみ出して列をつくっている。 結局わたしもすべての用が果たせずに明日もまた銀行にいかなくてはならない。 今日の日付の讀賣新聞の「枝折」に、本井英句集『二十三世』が紹介されている。 大磯の「鴫立庵」の23代目庵主がコロナ禍の2020年の日々を洒脱な文章と句でつづる俳句日記。 ねがはくは佳きこともがな東風にのり 本井 英 ちなみに本句集の今日の日付ものも紹介しておきたい。 素魚のすこし黄ばみてやんちやなる 江戸に春の到来を告げるのは「白魚」。一方、九州の方で躍り食いにされたりするのはシロウオ(素魚)。こちらはハゼ科の魚で四センチくらいにしかならない。(季語=白魚) 目下ふらんす堂のホームページで「平成の一句」を俳人の田島健一さんに連載をしていただいているが、まとめて一週間分くらいを先に送って下さる。そこに「3/11以降、しばらく東日本大震災・福島原発事故関連の句が続く予定です 」とメールにあった。3月11日は東日本大震災が起こった日であり、震災や原発事故などは、平成を語る場合はずせないものである。忌日として震災の表記をどうしたらよいのかという相談があったので、わたしはさっそく発売されたばかりの角川書店の『新版 角川俳句大歳時記 春』にあたってみた。この歳時記は角川書店としては、前の『角川俳句大歳時記』の15年ぶりの大改訂のものである。そこには「行事」の項に「東日本大震災の日」と記してあり、傍題に「東日本大震災忌」「三月十一日」とあった。歳時記においてはじめて加わった項目なのではないか。ほかに、忌日では「龍太忌」「兜太忌」「赤黄男忌」「真砂女忌」などが加わっている。例句もあたらしくなり前の『大歳時記』より頁数も80頁ほどふえているようだ。 定価=5400円(税別) 仕事柄、歳時記はいくつあっても重宝する。 梅日和採寸の腕宙にあり 能村研三 このところいろんな鳥にかまけて、翡翠のことを忘れているでしょ、と思われているかもしれないなあ、しかし、そんなことはない。 これは最近のセミオくんである。 仙川に行き、翡翠に逢うのはデフォルトである。
by fragie777
| 2022-02-28 19:09
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