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2月18日(金) 旧暦1月18日
久しぶりに世田谷線に乗った。 住宅街をとことこ走る世田谷線はすきな電車だ。 帰りの電車を待っていたら、 白猫となって現れた。 可愛いな。。 踏切にいるわたしの前を通過する。 わたしはこの電車に乗るのである。 走る。 飛び乗った。 間に合って良かった! 車両のなかも。 いいな、 春なんだなあ。。。 下高井戸で世田谷線から京王線に乗り換えた。 電車は空いている。 わたしの斜め前に美少女が座った。 美少女というにはやや大人の雰囲気がある。 黒髪のおかっぱ頭。 小柄でスニーカーの足を少し前に突き出すようにきちっとそろえてすわっている。 マスクをしているので、顔全体はわからないがなによりも目がいい。 黒目がちで大きく澄んできりっとしている。眉毛も凜々しい。 はりつめたような雰囲気のある子鹿のような女性。 女性の背後にある窓からみえる空は真っ青だ。 彼女がこれから生きて行く時間。 そして、わたしがこれから生きていく時間。 そんなことを思いながら、わたしは電車に揺られている。 仙川についた。 美少女は乗ったままだった。 仕事場につくと、出来上がったばかりの見本の本が二冊、わたしの机の上に置かれていた。 一冊は詩集、もう一冊は句集である。 どちらも美しい仕上がりだ。 幸せな気持ちでその二冊を手にする。 スタッフのPさんは、目下根気のいる仕事に関わっている。 今日はリポビタンDを飲んで頑張っている。 それはいいのだが、やや興奮気味ですこしうるさい。 「ねえ、頑張っているのはわかるけど、すこしうるさいかも……」と思い切って言ってみた。 「あははは…確かにうるさいかも」とPさん。 リポビタンDは、どうやらテンションをあげるドリンクであるらしい。 わたしは眠いときは濃い目のブラック珈琲を飲むことにしているのだが、Pさんは珈琲は体質にあわないらしい。 春は眠気をさそう季節だ。 眠気を乗り越えることも大切だが、そういう時はちょっと机につっぷして仮眠をするのも悪くない。 と言いながら、誰はばかることなく仮眠をとるのはyamaokaだけである。
by fragie777
| 2022-02-18 18:17
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