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1月30日(日) 雞始乳(にわとりはじめてとやにつく) 旧暦12月28日
寒い休日となった。 ムートンを着こんで自転車で深大寺方面に行く。 神代植物公園は、もっか休園。 その近辺にある雑木林などを歩いてみる。 今日は、はじめての野性の鳥などに出会う。 わたしのすこし先(5メートルくらいかな)の木に飛んできた鳥。 目白かな、と思ったのだが、目白よりも大きくて、第一目の周りが白くない。 身体の色は地味。 角度をすこし変えて撮ってみた。 可愛い顔をしている。 じいっとしているのだ。 何の鳥か、わかります? すると笹鳴きのような声がした。 鶯(うぐいす)?! 鶯だとしたら、こんな風にじっくり見るのは初めてだし、野性の鶯にはじめてまみえることになる。 「ウグイスさんなの?」って、声をかけてみた。 もちろん、無視されたけど。 ずいぶんまるまるとしている。 鶯でなかったらごめんなさい。 鳥図鑑をあたってみたのだけれだ、多分そうじゃないかと。 間違っていたら教えてくださいませ。 鶯だったらうれしいな。。 鶯ではないんだそうです。 俳人の岡田由季さんに今教えていただきました。 尉鶲(じょうびたき)のメスだそうです。 失礼をいたしました。 ![]() その後、すこし、 深大寺近辺をぶらぶらして、それから仙川にまわった。 あんがい近いのである。 これは、すぐにわかった。 尉鶲(じょうびたき)のオスである。 胸のオレンジ色が美しい。 見るだけで、何の鳥かわかるってちょっと嬉しい。 仙川の丸池公園にやってきたら、二羽の雀ぐらいな鳥がいる。 地上に降りてしきりにつついている。 しかし、雀だったらもっとたくさんで群れをつくっているはずだ。 何の鳥だろう? ここでは初めて見る鳥だ。 分かります? 向かって左手にいた鳥。 こちらは向かって右手にいた鳥。 嘴に何か加えている。 あとで、鳥図鑑で調べたところ、こちらは、 河原鶸(かわらひわ)のメスらしい。 そして、こちらがオス。 メスは全体が黒っぽくて、オスのほうがオリーブグリーンということ。 嘴はあわいピンク。 河原鶸もはじめて見た鳥である。 しかもツガイでいたなんて。 ヨモギなどの草のタネや杉の実等を好んで食べますが、ヒマワリのタネは大好物です。太くて強い嘴(くちばし)で器用に固い種子の皮をはずして中身を食べます。 ということである。 すこし注意をこらして歩くと、いろんな鳥に出会えるのかもしれない。 これは椋鳥。 よく見かける鳥であるが、こうやって3羽並んでいるのを見ると、それぞれの顔の模様がちがうのがよくわかる。 仙川にそって水鳥たちを見ながら歩いてきたのだが、翡翠は見かけなかった。 「今日は、いろんな鳥に出会えたからいいや……」 って自転車のペダルに力をいれたとたん、目の前を青いものがよぎって止まった。 「翡翠!?」 やはり。。。 不思議なくらい、絶対に翡翠には会うのである。 翡翠とはこころが通じあってんだ。。。 今日の朝日新聞の「風信」に。、『俳人協会賞作品集[第三集]』が紹介されている。 俳人協会創立記念事業の一環として刊行。第37回(1997年度)の『凡』(清崎敏郎)から第58回(2018年度)の『然々(しかじか)』(伊藤伊那男)まで受賞句集33冊を収録した。約720ページに句集収録の全作品が載っている。(ふらんす堂・税込み3850円) 是非にお買いもとめくださいませ。
by fragie777
| 2022-01-30 20:12
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Comments(2)
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野鳥には詳しくありませんが、最初のウグイスのような鳥が気になったので、手元の『日本の野鳥590』(平凡社)で調べてみました。
チフチャフ(スズメ目ウグイス科)のようです。「稀な迷鳥」という記述もありますので、自信はありませんが。鳴き声は笹鳴きのようですが、この図鑑では声は「チフチャフ」「チッ、チャッ」とさえずると記載されています。 グーグルで「チフチャフ 鳴き声」で検索すると、いくつかの動画も見つかりました。この動画を見ると、鳴き声は笹鳴きで、確かにウグイスのようにも見えます。鳴き声がウグイスとは違うとすれば,日本に迷い込んできた珍しい鳥なのではないでしょうか。
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桂川幾郎さま
コメントをありがとうございます。 「チフチャフ」の頁にさっそくアクセスしてみました。 確かに姿形は似ているようです。ただ、ブログをアップしたあと鳥に詳しい友人知人たちが、あれは、「ジョウビタキのメス」であると情報をくれました。そちらも調べた結果、どうやらやはり「ジョウビタキのメス」のようです。 なかなか判別しにくいところもあるのですが、、、 コメントを嬉しく拝読しました。 (yamaoka)
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