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12月30日(木) 旧暦11月27日
新しい年にむけて、わが家では一年に一度だけ花を飾る日である。 今年は水仙を活けてみた。 (活けるって言ったって、花瓶に花をぶち込んだだけよね…) あはっ。 階段を上り下りするたびに足元がすっと透き通るような感じ。 悪くない。 今日は田中裕明さんの忌日である。 2004年の12月30日に亡くなった。 昼間から降り出した雪は夜になっていっそう激しくなったのだった。 『田中裕明全句集』が好評品切れとなった。 目下電子書籍にての販売を準備中である。 データが古いため、すこし時間がかかっているのだが、、2月か3月には発売できると思う。 年譜の一部を直し追加したのみであとは変更はなし。(これについては、田中裕明全句集刊行委員のみなさまのお手をわずらわせた) ただし、漢字表記については、旧漢字など表記できないものは、常用漢字もしくは俗字などで表記される場合があります。(しかし、このことについては、版元でもどのようになるのか電子書籍版が出来て来ないとわからないのである。) 栞も巻末につけるつもりである。 そして、すばらしい特典がつきます。 田中裕明さんが高校3年生の時に書いた文章と俳句である。 「青春俳句について」と題したガリ版刷りのものを数年前に大阪にお住まいのKさんという女性から送っていただいたのだった。 Kさんは田中さんと同じクラス(3年6組)で、おなじ物理研究部であったということ。 物理研究部で一緒に活動しているときは、俳句を田中さんが作っているなんて知らなかったと後日のお電話でおっしゃっていた。 送ってもらった文章は、卒業文集のもので、田中裕明さんの手によるガリ版刷りのもの。 2頁にわたるもので、1頁目は、「青春俳句について」と題した二段組の文章、2頁目は、「春夏秋抄」(二十七句)と題した俳句27句が二段組で書かれている。 実はこれをKさんから送っていただいたのは、もう何年も前のことである。森賀まりさんにお知らせをして、わたしはこれを引き出しの奥にいれたまま、すっかり忘れさっていた。(まったくなんということ! Kさんからお手紙も添えられていた。 「(略)高校時代の秀句……というには、風格がすでにあり、今更ながらその詩情の凛とした美しさに感動します。(略)」と。 数年間わが引き出しの奥に眠っていたこの「青春俳句について」は、ある日、「あらまっ、こんなところに」という驚きととも見いだされ、この度の全句集電子書籍版発売にあたっての付録ということで日の目をみることになった。(著者権者の森賀まりさんのご快諾ととともに) 「ふらんす堂通信」に掲載しようかという案もあったのだが、全句集の付録とした方が、広く長く読んでもらえると思った次第。 この「青春俳句について」を読み返してみれば、かつてお会いしたときに田中さんが「俳句と若さ」について語っていたことと少しも変わらない文章のトーンである。 ほんとうに田中裕明さんらしい文章とも。 もちろんこの一文が「青春俳句」についての絶対的な正解ということではないと思うが、少なくとも俳人・田中裕明はどう考えていたかという貴重な資料となりうるものであると思う。 また、高校時代の作品27句は、全句集には未収録である。 紙の本をすでに購入された方も、電子書籍版にてこの魅力ある付録を読んでいただきたいと思う。 定価はもとめやすい3000円+税 検索にたけた電子書籍版、お楽しみに!! 水仙のすでに重さのなかりけり 田中裕明
by fragie777
| 2021-12-30 18:37
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