ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko

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烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。

12月29日(水)   旧暦11月26日



烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16110377.jpg

凜々しい椋鳥。



烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16110945.jpg
へんな目白。




いまわたしはメチャメチャ疲れている。
そしてがっくりきている。
というのは、車で出勤途中に、サイドミラーを電信柱にぶつけて壊してしまったのだ。
すごい音がして左側のサイドミラーの鏡がとれてがすっ飛んでしまった。
右側の対向車を気にしていた結果なのだが、どこかで気が緩んでいたのだと思う。
あーあ、ここに来て。。。
わたしは天を仰いだ。


駐車場でディラーさんに電話をすると、今日からお休みだという。
いかんともし難いと。
仕事初めは6日という。
手鏡を買って応急処置をしろとも。
そんなこと言ったって、ちょうどいい大きさの鏡なんてあるかどうか、
わたしは頭をかかえた。
サイドミラーがやられてしまうとわたしのような下手なドライバーはかなり危険である。
車庫入れなど、技術を要するのである。
30日、31日とお正月のための準備で家と仙川商店街を車で何往復もしようと思っていた矢先である。
ともかくも、すっ飛ばした鏡を拾いにいくことにした。鏡が壊れてなければ、それをそのまま使えないだろうか。

20分ほど歩いて現場近くにいくと、あったわ!
拾い上げてみたところ、見事に砕かれている。



烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16112688.jpg

無念である。


しかしこれをテープで貼り付けてなんとかできないか。
わたしはおし抱いて仕事場に戻ったのである。

仕事をして、午後3時ちょっと前に車のところに行き、テープで貼り付けたのはいいが、やはり殆ど見えない。
これじゃ夜は走れないぞ、ということでそのまま家にもどり、今度は自転車で仕事場に向かう。
夜は危険である。しかし、車に乗らないわけにはいかないので、夜は乗らないようにして、なんとかやり過ごすしかない。

本当に疲れた。。。。。

このサイドミラーを恭しく持って歩いていたら、頭の上を烏が飛んでいった。
二度ほど鳴いた。
今日ほど、「アホ―、アホ―」って聞こえたことはなかった。







ふらんす堂脇の小さな道をはさんで「レストランなかむら」はある。



烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16112845.jpg
仙川の住民に愛されている庶民的レストランである。


なんと、本年の今日を以て閉業することになった。


烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16113158.jpg

先のカレー屋「coco壱」の二階がふらんす堂。


烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16113410.jpg

こころある人たちによって花が飾られた。

「60年間お疲れさまでした」と。

そうか、60年も続いたのか。わたしが仙川にやって来たときはすでにあった。


ご夫婦ふたりでやっていたと思うが、60年間にわたるものだったのか。

昨年は画材屋「モッテ」が閉店し、今年は「レストランなかむら」、オリジナルな店が閉店し、チェーン店ばかりが増えている仙川商店街である。


烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_16113745.jpg

「レストランなかむら」からは美味しそうなデミグラソースの匂いが立ちこめ、この店の味を愛した人たちが列をつくっていた。
ちなみにふらんす堂は右側の階段をのぼった二階である。
「レストランなかむら」の瓦屋根には野良猫がよく昼寝をしており、わたしたちをそれを眺めてはなごんでいたのだった。



昭和の香りのするものはどんどんと姿を消し、均一化された店ばかりが並ぶ街なみ、その店の主人の顔がみえなくなりつつある時代となった。



 

 年惜しむ心うれひに変りけり     高濱虚子






烏に笑われる年の瀬となったyamaokaである。_f0071480_17030284.jpg

これも目白。





今日は疲れた。

これから自転車で買い出しをして帰るわ。

みなさまも烏に笑われないようにお気をつけくださいませ。






 







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by fragie777 | 2021-12-29 17:09 | Comments(0)


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